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『チャーリー・モルデカイ』デップ来日会見

【FREE】『チャーリー・モルデカイ』デップ来日会見

2015年01月29日
デップが仕切り直しの記者会見に出席 デップが仕切り直しの記者会見に出席

 27日(火)に中止された、KADOKAWA配給『チャーリー・モルデカイ~華麗なる名画の秘密~』に出演するジョニー・デップの来日記者会見が、28日(水)に有楽町のザ・ペニンシュラ東京で改めて実施された。前回の中止について主催側は「度重なる長距離飛行の疲労のため、実施までに体調を崩し出席することが困難となった」と説明した。同作は財宝の謎が隠された “幻の名画” を巡る痛快アクション・アドベンチャー。2月6日(金)よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国ロードショー。

ジョニー・デップ
 
大半のシーンで笑わずにいられない作品。モルデカイは自らを愛し過ぎるあまり、周りが見えていないという人物。原作の段階で既に、素晴らしいキャラクターだった。原作のまま見栄っ張りでナルシストという点は大事にしたかった。それとは反対に、原作とイメージの違う人物に仕上げていった。実際に役作りをする際にはチャップリンやキートンなどに見られる無声映画時代の表情や目で演技をする要素を大切にした。さらには、イギリスの俳優のテリー=トーマスにも影響されている。ひげやすきっ歯など外見が彼にそっくりだ。私は毎回、誰も見たことのない新しいキャラクターを作りあげることにチャレンジしている。本作は特に力を入れた作品。実は10年前に本を読み映画化の権利を8年前には取得していた。しかし台本を完璧に仕上げたいがために製作するのは難しく、時間のかかるものだった。姉と共に運営している製作会社 “インフィニタム・ニヒル” によって実現出来た。だから本作はまさに長年の夢が実現した作品。日本で受け入れられることを願っている。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。