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映画美学校セレクション7月2日開幕 横浜聡子、瀬田なつき監督作ら28本

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映画美学校セレクション7月2日開幕 横浜聡子、瀬田なつき監督作ら28本

2011年07月01日

 「映画美学校セレクション2011」が今年も7月2日に開幕、同15日までオ―ディトリウム渋谷で行われる。1998年から2010年までの映画美学校を一挙に振り返る全28本を上映。「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜聡子監督や「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の瀬田なつき監督が在学中に発表した作品も公開される。

 今年で6回目の開催。繊細な日常劇から、馬鹿馬鹿しいコメディ、社会の断片をていねいに照らしたドキュメンタリーまで、意欲的な28本がそろった。いずれも、作り手たちの初々しい揺れや試行錯誤とともに将来性が感じられる作品ばかり。商業映画ではなかなか味わうことのない体験ができそうだ。

 7月4日に瀬田なつき監督による2005年フィクション・コース高等科修了作品「とどまるかなくなるか」、7月5日に横浜聡子監督の2002年フィクション・コース初等科修了作品「ちえみちゃんとこっくんぱっちょ」が上映される。商業映画界で注目を集める女性監督2人の初期作品がスクリーンで見られる貴重な機会になる。

 プロの映画監督として活躍する講師陣がメガホンをとり、受講生とともに完成させた作品群も充実。7月9日に高橋洋監督「狂気の海」「おそらく悪魔が」、7月10日に古澤健監督「パンツの名」「先生、夢まちがえた」、7月12日に万田邦敏監督「絶対絶命」などがラインナップされている。

 連日21時からの上映で、監督らの舞台挨拶やトークショーが連日行われる。7月7・8日は休映。一般入場料は1回700円、3回1500円。

>>「映画美学校セレクション2011」のプログラムや作品詳細など

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。

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