TBSの長寿番組「世界ふしぎ発見!」(土曜午後9時)が、9月17日に放送1200回目を迎える。14日、都内で会見が行われ、1986年の番組開始からレギュラーを務めてきた黒柳徹子は「(番組を通じて)新婚旅行先はここにしよう、あそこもいいなと探してきたんですけれど、26年間やっている間に婚期を逃してしまいました」と笑わせた。
司会の草野仁は「1200回という数字には驚きを感じますね。学校での歴史教育が詰め込み偏重になる中、“歴史を楽しく遊ぶ”というコンセプトを揺るぎなく続けてきたのが受け入れられたんでしょう」と感慨深げ。隣で自由奔放に語る黒柳をはじめ、板東英二、野々村真らおなじみのメンバーを横目に「スタッフ含め良いチームワークでやってこれたからここまでこれた」と笑みを浮かべた。
「世界ふしぎ発見!」は、宇宙の誕生から、古代文明、現在の人々の暮らしまで、あらゆる歴史の不思議をクイズ形式でわかりやすく解説していく教養バラエティ。クイズ出題者“ミステリーハンター”は、これまでに150以上の国と地域を訪問してきた。
番組で取り上げてきた世界の名所の中で、黒柳がギリシャのメテオラ修道院に特に行ってみたいと話すと、板東が「新婚旅行として、私が必ず連れて行きたい。あと2、3年もしたら“板東徹子”になっていますよ。番組の最終回はバージンロードになります」とノリノリ。黒柳から本気で嫌がられていた。
9月17日の1200回記念拡大スペシャルのゲストには、29日に最終回を迎えるドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の出演者がずらり登場する。