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東映「山本五十六~」、役所・五十六を“好きになっちゃうかも”

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東映「山本五十六~」、役所・五十六を“好きになっちゃうかも”

2011年12月23日

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 東映配給「聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―」の初日舞台挨拶が23日、東京の丸の内TOEI①で行われ、キャストの役所広司、玉木宏、柳葉敏郎、吉田栄作、椎名桔平、五十嵐隼士、原田美枝子、瀬戸朝香、田中麗奈、そして成島出監督が登壇した。

 真珠湾攻撃から70年の節目を迎えた2011年。本作は、激動の時代を懸命に生きた日本人の姿を描いた感動の歴史超大作。聯合艦隊司令長官・山本五十六は当時、今後の戦争は航空戦が主流になると予見し、零戦をはじめとする飛行機の量産や飛行技術についての指導なども熱心であり、日本海軍の航空発展に大きく寄与したという。そこで、舞台上には約二分の一の大きさ(両翼幅6メートル)の零式艦上戦闘機、通称・零戦が用意され、その上にキャストと監督が乗るような形で舞台挨拶は行われた。

 劇場に詰めかけた多くの女性客が見守る中、山本五十六を演じた役所は、「寒い中こんなに沢山の方に初日来て頂いてありがとうございます。成島監督の下に集まったスタッフ・キャストが一生懸命に作りました」とし、玉木も「最後までしっかり観られる映画になっていると思います」と挨拶。

 MCから女優陣に、山本五十六という人物、またそれを演じた役所への印象が聞かれると、瀬戸は「こんな方が近くにいたら好きになってしまうかも、いえ、役所さんが好きかも…」、田中は「私はひとりの人間として部下になりたい」と答えたのを受け、部下を演じた男優陣も「役所さんは、1シーン1カットも妥協せず、魂で長官を演じられていて、好きになっちゃいました」(吉田)などと続き、会場を盛り上げた。

 大テレな役所は来年がどのような年になるか聞かれると、「来年もみんなに好きと言われるような年になって欲しい」と冗談で返しつつ、「今年は震災があって、これから僕たちは孫の代まで忘れないように、復興していかなければならない。役者としても映画を通じて表現していけたらと思っています」と述べた。

 玉木は「震災があり、世界中でも様々なことがありましたが、この作品を通して、今後を担う人たちがどう受け止めてくれるか」とし、「これからも自己満足で終わるのではなく、お客さんに満足してもらえるようにしていかなければいけない。この作品は今年を締めくくるのに相応しい、明日への希望を感じさせる作品です」とアピール。

 最後に役所も「全国に口コミで広がっていってくれるといいなと思っています。この国の人たちに観てもらいたい映画です」と力強く締め括った。

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