たかみな、指原を「支える」 AKB48が「お台場合衆国」の顔に

　第5回選抜総選挙の興奮冷めやらぬアイドルグループ・AKB48が10日、フジテレビ夏のイベント「お台場合衆国2013」発表会見に出席。イベントのイメージキャラクターを務めることになり、総選挙で1位になった指原莉乃も中継で意気込みを寄せた。イベントのテーマソングは指原がセンターを務める新曲（タイトル未定）になる。AKB48グループ総監督の高橋みなみは「（指原）本人も緊張していると思う。（自身を含め）選抜メンバーで支えられるようにしたい。新しい風を吹かせてほしい」と新センターに期待を込めた。

　総選挙はもちろん、今やAKB48の一挙手一投足が国民的関心事。しかし結成間もなかった8年前にフジテレビ冬のイベントに出演した際は、観客もまばらだったという。2期生の大島優子も知らない下積み時代。グループを結成からまとめてきた高橋は、8年越しの出世に「すごく嬉しい」と満面の笑みで、「本当に熱い夏にしたい」と気合いを入れた。

　

　会見には、高橋、大島をはじめ、渡辺麻友、柏木由紀、篠田麻里子、小嶋陽菜、板野友美、峯岸みなみ、島崎遥香、川栄李奈、入山杏奈、北原里英、横山由依、加藤玲奈、松井珠理奈が登場。これに、「笑っていいとも！」終わりの指原が、スタジオアルタから中継で加わり、32枚目シングルを歌う選抜メンバー16人のうち11人が顔をそろえた。

　「お台場合衆国」特製の衣装。小嶋は「総選挙も終わったし、思いっきり楽しむ」と心はもう夏のお台場。7月にグループを卒業すると発表した篠田は「この夏の最高の思い出にしたい」と気持ちを込めた。渡辺は「今まで以上にたくさんの人に遊びに来てもらえるよう精いっぱい頑張る」、大島は「SKE48もNMB48もHKT48もいるので、地方からでも遊びに来たくなるように呼びかけていきたい」と話した。

　5周年の「お台場合衆国」は、例年に増してフジテレビ人気コンテンツとコラボしたブースが盛りだくさん。5周年を記念し、新合衆国スタジアム（名称未定）オープン、様々なNo.１を決める「夏☆1」グランプリ、555人の有名人に会えるプロジェクトなど“五大新企画”が展開。東日本大震災の復興支援も継続する。

　楽しくなければお台場じゃない！冒険しなけりゃ夏じゃない！と呼びかける。イメージキャラクターを任されたAKB48も「AKB48お台場りんかい学校」を会場内にオープン。またライブなど、さまざまにお台場の夏を彩る。フジテレビ本社屋及びお台場周辺エリアで7月13日開幕。9月1日まで51日間の開催。