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クロックW『愛の渦』“性欲をストレートに描いた娯楽作”と三浦監督

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クロックW『愛の渦』“性欲をストレートに描いた娯楽作”と三浦監督

2014年03月03日
『愛の渦』初日.JPG


 クロックワークス配給『愛の渦』の初日舞台挨拶が3月1日、同日よりリニューアルオープンした東京のテアトル新宿で実施され、キャストの池松壮亮、門脇麦、新井浩文、三津谷葉子、中村映里子、駒木根隆介、赤澤ムック(旧芸名:赤澤セリ)、柄本時生、信江勇、そして三浦大輔監督が登壇した。

 公開初日をむかえたテアトル新宿では生憎の小雨がふりしきる中、公開を待ちわびた観客が詰めかけ、立見席も売り切れる熱狂ぶりとなった。同館では舞台挨拶を行わない回も全回満席となり、その注目と期待の高さを伺わせた。

 本作は、乱交パーティでの一晩という過激な設定、着衣時間は本編中18分半と日本映画史上最もハダカなドラマでありながら、性欲に振りまわされる人間の滑稽さ、切なさ、人間の本質を見事に描き出した作品。

 池松は「ニート役の池松壮亮です。今日はたくさんの方に来ていただき、立ち見の方もいるようで本当にありがとうございます。たくさん笑って帰って下さい」、門脇は「女子大生役の門脇麦です。一年半くらい前にオーディションを受けてそこから私の中で『愛の渦』ははじまっていたんだなと思いました。たくさんの方に来ていただき初日を迎えられて嬉しいです。ありがとうございます」、そして三浦監督は「今日はたくさんの方にお越しいただきまして本当にありがとうございます。初日に足を運んでくれる方は特別だと感じています。気を楽にして、リラックスしてご覧いただければと思います。映画館でご覧いただくと、参加したかのような疑似体験が味わえると思うのでぜひ楽しんでご覧ください」と挨拶。

 大盛況の感想を求められた門脇は、「最初は脱ぐぞって意気込んだわけじゃなくて、三浦さんはどんな方かなっていう興味でオーディションに行ったんですが、直感で好きだなと思いそこから三浦監督の姿を見てがんばろうと思いました。三浦監督はこれからもずっと大きな存在であり続けると思います」と明かした。

 続いて、「今日もしこの乱交パーティーに参加するとしたら誰と相手したいか」というMCからのお題に、

池松は「保育士かOLか常連さん。ネタバレになっちゃうのかもしれないですが、ほかの人とは劇中でやっているので、お金を払うならいろいろ試したいじゃないですか」

新井は「女子大生。性に一番貪欲な設定だと思うので、試してみたいです」

駒木根は「女子大生。女子大生という4年間限定の肩書きにひかれますよね!」

柄本は「OL。あ、これってキャラで選ぶんですね。リアルに三津谷さんがタイプだからOLって書いちゃいました」

新井は「好きとかになってんじゃねーよ!」と予告編でも使われている決め台詞に会場爆笑。

門脇は「フリーター。私は消去法で選びました。ニートは暗すぎるし、サラリーマンは結婚している。童貞をうまく楽しませられる気がしないし、カップルは彼女がいるじゃないですか。残ったのはフリーターです」

三津谷は「フリーター。どうせエッチなことをするなら、フリーターくらいチャラい位な人とエンジョイしたいです」

中村は「童貞」

赤澤は「童貞。人生で一度きりだから、初物は縁起が良いと言いますしね(笑)」

信江は「サラリーマン。現実なら奥さんもいて嫌だと思うのですが、この場だったら絶対優しく抱いてくれそう」とそれぞれ答えた。

 最後に三浦監督は、「本当に皆さんありがとうございます。皆スケベなんですよ(笑)。でも、恥じることは無くて胸をはっていいと思います。この映画は、エロでもグロでもなくて、誰もがもっている性欲をストレートに描いたエンタメ作品なので間口を広くして、できるだけ多くの人に観てもらいたいです。女性でちょっと劇場に足を運び辛い方もいらっしゃると思うので3月8日(土)からヒューマントラストシネマ渋谷で女性限定の回も実施されますので、そちらに来ていただければと思います。この映画が話題になってくれて少しでも流行ってくれれば面白いなと思いますので、ご覧いただいて気に入っていただけたらどんどん広めていただければと思います。よろしくお願いします」と締め括った。


(C)映画「愛の渦」製作委員会


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