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特集:第20回東京国際映画祭

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特集:第20回東京国際映画祭

2007年10月30日

今年で記念すべき20回目を迎えた東京国際映画祭

 東京 サクラ グランプリは「迷子の警察音楽隊」
 今年も豪華ゲストが顔を揃えて盛り上がり見せる


 10月20日に開幕し、先日28日をもって9日間の幕を閉じた「東京国際映画祭」は、今年も様々なイベント・企画が実施され、大いに盛り上がりを見せた。今回のエンタメ・トピックスでは、その一部を特集し、記念すべき20回目を終えた本映画祭を振り返る。

20日(土)
オープニングイベント [in 六本木ヒルズ]

 昨年を遥かに超える約7700人のギャラリーが会場に詰めかけ、盛り上がりを見せたオープニングイベント。六本木のけやき坂を一部封鎖して敷かれた200メートルのレッドカーペットに、オープニング女優・長澤まさみが登場すると、会場からは大歓声が沸き起こり、その後も次々と豪華ゲスト、映画人がレッドカーペットを歩いた。





 レッドカーペットの最後には、映画祭のオープニング作品「ミッドナイトイーグル」(製作:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン+松竹他/配給:松竹)の大沢たかおらキャスト、スタッフが登場しアリーナにて舞台挨拶を行った。
 大沢は「こんなにたくさんのお客さんに来て頂いて、感謝しています」とコメント。続いて竹内結子は、「挑戦の多い作品だった。スリルとサスペンスを味わってほしい」と話した。 また、成島出監督は「この映画は愛の物語。必ず皆さんが感動できる映画に出来上がった」と話し、最後に、ユニバーサル・ピクチャーズのジェイソン・レズニック上級副社長が「東京国際映画祭のオープニングにこのような形で招かれて、大変嬉しく思う。『ミッドナイト~』はとても大きなスケールのアクション映画だが、それと同時に大変感動的な映画」と締めくくった。


(左から、ジェイソン・レズニックUP上級副社長、藤竜也、竹内結子、佐原弘起、大沢たかお、玉木宏、成島出監督)

☆オープニング公式記録/
 ○オープニングイベントに配置された警備員=約500人
 ○一般観覧者=約7700人
 ○記者、スチール、ムービー=約700人
 ○レッドカーペット登場ゲスト=57組317名



23日(火)

映画祭提携企画「香港映画祭」 [in 渋谷Bunkamuraオーチャードホール]

 25日まで開催されていた映画祭提携企画「香港映画祭」のオープニングセレモニーが23日夜、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで行われ、香港映画界の三巨匠、ツイ・ハーク監督(下写真・左)、リンゴ・ラム監督(同・中央)、ジョニー・トー監督(同・右)に加え、俳優のルイス・クー(左写真・左)、ニコラス・ツェー(同・左から2番目)、ショーン・ユー(同・右)、そしてジャッキー・チェンの息子ジェイシー・チェン(同・右から2番目)と豪華な面々が登壇した。

 本映画祭は、香港特別行政区設立10周年を記念して開催された。セレモニー冒頭、香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部のジェニー・チョック首席代表と香港電影商會のピーター・ラム會長が挨拶。

 上映作品は、香港ニューウェイブ映画の黄金時代を率いた三巨匠が手を携えて一本の映画を監督した「鐵三角」、ジョン・ウー(製作)の中国語圏本格復帰作品「天堂口」、次代の香港映画界を担う新世代スターが一堂に集結して華麗なアクションを繰り広げる大作「男兒本色」、そして17年ぶりに監督復帰を遂げたパトリック・タムの「父子」。ハーク監督は「『鐵三角』の企画は私が考え、2人に電話でお願いした。決まったシナリオもなく、最初の三分の一だけ撮って難問を残し、後は2人に考えてもらおうとバトンタッチした」と明かしたが、ラム監督は「難問などなく、むしろしっかりしたキャラクターを与えてくれた」、トー監督も「キャラクターもストーリーも揃っていて、結論だけ考えればよかった」とし、30年来の親友だという3人の仲の良さをうかがわせた。



24日(水)

コンペティション部門出品作・公開記者会見
[in 六本木ヒルズ ヒルズカフェ]


「青い瞼(まぶた)」
 今回は初めて、コンペティション部門の公開記者会見も実施され、計8作品の監督・俳優が登壇した。24日の午後には、六本木ヒルズ内のヒルズカフェにて、「青い瞼(まぶた)」の会見が行われ、エルネスト・コントレラス監督(写真・左)と出演のセシリア・スアレス(写真・右)が登壇した。
 本作は、孤独な男女の揺れる気持ちをコミカルに、そしてリリカルに描いたメキシコの恋愛映画。まったくの他人である男女が一緒に旅行する物語を通して、ふたりが恋に落ちるのに大事なことは、素晴らしい筋立てでも完璧なシチュエーションでもないというメッセージが表現されている。監督は本作で長編デビューを飾り、2007年カンヌ国際映画祭批評家週間にも正式出品されている。

◇E・コントレラス監督の話 日本の方にこの作品を観て頂き、共感してくださることも嬉しく思う。上映後に、ご覧になった方の中に『私の周りにも同じような体験をしている人がいるよ』と話された人がいたのは印象的だった。

◇C・スアレスの話 メキシコ人と日本人は全く違う場所に住んでいるのに、この問題は日本の日々の暮らしにも存在するということを知り、驚いている。



「ガンジー、我が父」

 「青い瞼」会見に引き続き、ヒルズカフェ内では、コンペティション部門出品作「ガンジー、わが父」の公開記者会見が行われ、フェロス・アッバース・カーン監督が登壇した。
 本作は、南アフリカとインドを舞台に、インド建国の父ガンジーの知られざる素顔とインドの近代現代史を、ガンジーの息子であるハリラール・モーハンダース・ガンジーの視点で描ききった大河ドラマ。

◇F・A・カーン監督の話 事実に基づいた正確な話だったため、この映画はガンジーの家族にもサポートして頂いた。神聖な方であるガンジーの生活的な面を描くことの不安はあったが、自分の信念に沿って撮ろうと思った。インドでも評判は良く、上映後には観客が泣いていることがわかった。インド映画は踊って笑ってという内容の作品が多いため、それは新鮮な体験だった。

そのほか、「ストーン・エンジェル」「リーロイ!」「トリック」「デンジャラス・パーキング」「ワルツ」「誰かを待ちながら」の会見も行われた。



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