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“故郷に帰ってくる気持ち”「第11回東京フィルメックス」開幕

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“故郷に帰ってくる気持ち”「第11回東京フィルメックス」開幕

2010年11月22日

フィルメックス初日.jpg


 「第11回東京フィルメックス」が11月20日(土)開幕、東京国際フォーラム・ホールCでオープニングセレモニーが行われ、コンペティション部門10作品を審査する、審査員長のウルリッヒ・グレゴール(ドイツ/ベルリン映画祭フォーラム部門創設者)、審査員のアピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ/映画監督)、ニン・イン(中国/映画監督)、白鳥あかね(日本/脚本家、スクリプター)、リー・チョクトー(香港/香港国際アーティスティック・ディレクター)の5氏、そして本映画祭の林加奈子ディレクターが登壇した。

(写真左からチョクトー氏、イン氏、グレゴール氏、白鳥氏、ウィーラセタクン氏)

 まず、林ディレクターが「熱いお客さんがいてこそ映画の未来が輝きます。素晴らしい映画を作られた皆様に、そして開催に向けてご協力、ご協賛いただきました関係者各位に心から感謝を申し上げます。とにかく、たくさんの作品をご覧ください!」と開幕を宣言し、「最高にフレッシュで、素晴らしく自由な『ブンミおじさんの森』をどうぞお楽しみに下さい!」とオープニング上映作品を紹介した。

 続いて、グレゴール審査員長が「第1回目の東京フィルメックスから見てきたからなおさら、セレクションに敬意を表したい。たくさんの映画作家たちと深い友情で結ばれている映画祭で、情熱があります。この場に迎えられて嬉しい」と讃えた。

 そして、本映画祭が第1回目からその才能を応援し、最新作『ブンミおじさんの森』で今年のカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞という最高の栄誉を受けてからの本映画祭への登場とあって、タイのウィーラセタクン監督が登壇すると会場からは祝福の拍手が沸き起こった。上映前にウィーラセタクン監督は、「日本、特にフィルメックスへ来ることはとても嬉しい。まるで、故郷に帰ってくる気持ちです。今日は満場のお客様で嬉しい。自由にイメージが自分の中に流れ込む体験を楽しんでください」と挨拶した。

 28日(日)までの9日間、有楽町朝日ホール他で開催中(http://www.filmex.net/)。



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