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『BTTF』デロリアンが15年10月21日走行

【FREE】『BTTF』デロリアンが15年10月21日走行

2015年10月23日
デロリアンから顔を出す山本と、山崎(中央)、岩元社長(右)、司会の有村昆(前列) デロリアンから顔を出す山本と、山崎(中央)、岩元社長(右)、司会の有村昆(前列)

 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のパート1製作から30年、そしてパート2の舞台となった2015年10月21日を迎え、デロリアンを走らせるイベントが東京・台場のアクアシティお台場で行われた。

 このデロリアンは、リサイクル業を営む日本環境設計が購入したもので、衣料品から燃料(バイオエタノール)を生産する同社独自の技術により走行できる。映画の中で、古着をデロリアンの燃料にした1シーンに感銘を受けた同社の岩元美智彦社長が、2015年のこの日までに実現させるべく、07年にリサイクル業の同社を立ち上げ、見事に夢を叶えた。

 イベントは、デロリアンの走る姿を見るべく、ファン752人、マスコミ76媒体100人以上、24台以上のカメラが入るなど大盛況。パート1製作時と同じ30年前にプロデビューし、先日引退発表した中日ドラゴンズの山本昌と、野球解説者の山﨑武司がゲストとしてデロリアンに乗り込み、劇中で主人公らが到着する16時29分に合わせてスタートを切ると、会場から大きな歓声が起こった。

 この様子を見守った岩元社長は「夢をたくさんの人と共有できてありがたい」と感無量の様子。マスコミも体を乗り出してデロリアンを撮り続け、仕事の枠を超えた熱気が会場に充満した。

 イベントの主催は日本環境設計とNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン。NBCから同日、シリーズの30周年アニバーサリーブルーレイBOXも発売された。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。