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『幸福のアリバイ』陣内孝則監督ら完成披露

【FREE】『幸福のアリバイ』陣内孝則監督ら完成披露

2016年10月28日
陣内監督(中央)らが舞台挨拶 陣内監督(中央)らが舞台挨拶

 東映配給『幸福のアリバイ~Picture~』の完成披露試写会が26日夜、丸の内TOEI(1)で実施され、監督の陣内孝則、出演の柳葉敏郎、山崎樹範、浅利陽介、木南晴夏、柾木玲弥、入山法子、渡辺大、佐藤二朗の9人が登壇した。

 陣内監督が9年振りにメガホンをとった、長編第3作。全ての人に訪れる人生の節目をテーマに、人生が愛おしくなるヒューマンコメディ。オムニバスの形式をとっており、人生の一大行事とも言える、「葬式」「見合い」「成人式」「出産」「結婚」の5つのエピソードで構成されている。

 俳優としても知られる陣内は、「オレは俳優としては完璧だけど、監督としては未熟かもしれない」と開口一番に会場の笑いを誘った。「そんな未熟な監督のもとに素晴らしい役者が集まってくれた」と一転して真剣な面持ちでキャストへの感謝の意を表した後には、「玉木宏、玉山鉄二は、第1作の『ROCKERS』でオレが見出した。みんなが俺を踏み台にして、のし上がっていく。この柾木くんもオーディションで選んだ新人。柾木くん、一層有名になったら300万円ぐらいちょうだい」と、またしてもジョークを飛ばし、会場の笑いが絶えないトークショーの様な舞台挨拶となった。

 陣内監督から直々にオファーを受けた柳葉は、「電話に出たら、『断ってもいいよ?』の3連呼とともにオファー頂いたが、そんなことを言われたら断れない(笑)」とオファー時のエピソードを披露した。なお、京都での撮影のために欠席した中井貴一はビデオメッセージを贈った。

 主題歌は、さかいゆうの「再燃SHOW」(レーベル:OFFICE AUGUSTA)。制作プロダクションは、パイプライン。製作委員会は、テレビ朝日、KADOKAWA、木下グループ、東映。11月18日より全国公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。