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15周年を飾る「プリキュア」新シリーズ会見

【FREE】15周年を飾る「プリキュア」新シリーズ会見

2018年02月02日
プリキュア15周年、TV・映画新シリーズ合同会見 プリキュア15周年、TV・映画新シリーズ合同会見

 ABC・テレビ朝日系列で2月4日より放送開始の「HUGっと!プリキュア」(日曜朝8時半~)、3月17日全国公開の東映配給『映画プリキュアスーパースターズ!』の合同会見が2月1日、有楽町の東京国際フォーラムで行われた。シリーズ1作目「ふたりはプリキュア」は2004年2月1日に放送開始されており、会見当日は記念日にあたる。

 会見ではまず、現実世界の女の子たちがプリキュアから学んだ未来への希望を胸に、目前の壁を乗り越えていくというストーリーの15周年特別映像が披露された。続いて、東映アニメーションより鷲尾天プロデューサーが登壇し、「この特別映像のキャストは20歳前後。15年前、5歳だった女の子がちょうど成人を迎えている」と感慨を表現するとともに、「15周年目の今作も大人になっても忘れないものを、今の子どもたち、未来のレディたちに届けたい」と抱負を語った。

 次にABCアニメーションより梅田和沙プロデューサーが登壇し、TV版・映画版の内容を説明した。TV版は、中学2年生の野乃はなは、はぐたんという赤ん坊に出会う。今作でははぐたんを守りたいという思いから、はなはプリキュア「キュアエール」に変身する。育児や仕事体験を通して、より良い未来を築いていくはなの姿を描き出す。映画版では、今回のTV版「HUGっと!プリキュア」の新米プリキュアを、「魔法つかいプリキュア!」「プリキュアアラモード」の先輩プリキュアがサポートする内容。3世代のプリキュアが登場する。テーマは「約束」。はなは、幼い頃に迷い込んだ不思議な世界で出会った男の子・クローバーとの約束を守れなかった。これが原因で怪物・ウソバーッカによって“ウソだらけの世界”に変えられようとしてしまう。

 会見には、野乃はな・キュアエール役の引坂理絵、ウソバーッカ役の北村一輝、クローバー役の小野賢章らも登壇した。

 引坂は「15作目に携わることができ、とても嬉しい。バトンを引き継ぐプレッシャーはあるが、オーディションに受かったからには私にしかできないことがあると信じている。はなちゃんとの絆を深めていきたい」と意欲たっぷりな様子を見せた。声優初挑戦の北村は「即答で引き受けた。子どもたちが見るということで、こういう役どころの中でも、子どもたちが真似できるぐらいの可愛さを見せることができればと考えながら演じた」と演技の工夫を語った。小野は「最初、クローバーは全てを諦めている。彼がプリキュアたちと出会うことでいかに変わっていくのか」と映画の見どころを話した。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。