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21年ぶり快挙、是枝監督新作がカンヌ最高賞

【FREE】21年ぶり快挙、是枝監督新作がカンヌ最高賞

2018年05月22日
 ギャガ配給『万引き家族』が、第71回カンヌ国際映画祭のパルムドール(最高賞)を受賞した。日本の作品がパルムドールを受賞するのは、今村昌平監督の『うなぎ』以来、21年ぶり。是枝監督は『誰も知らない』(04年)で最優秀男優賞(柳楽優弥)、『そして父になる』(13年)で審査員賞を受賞したが、カンヌ出品7作目でついにパルムドール受賞を果たした。

 14日に行われた公式上映では、約9分にわたるスタンディングオベーションが起こり、海外メディアからも賛辞が飛び交い受賞への期待が高まっていた。授賞式の壇上で、是枝監督は「さすがに足が震えている。この場にいられることが本当に幸せ」と喜びの言葉を語った。

 同作は6月8日(金)公開。製作はフジテレビジョン、ギャガ、AOI Pro.。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。