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角川『ソローキン~』完成披露に井上監督ら

【FREE】角川『ソローキン~』完成披露に井上監督ら

2019年02月22日
 KADOKAWA配給『ソローキンの見た桜』(3月16日愛媛県先行/3月22日角川シネマ有楽町ほか全国公開)の完成披露試写会が20日夜千代田区の神楽座で行われ、井上雅貴監督、井上イリーナプロデューサー、阿部純子、イッセー尾形、ミハイル・ガルージン駐日ロシア連邦特命全権大使が登壇した。

 作品は、日露戦争時代、国内初のロシア兵捕虜収容所が設けられた四国・松山を舞台に、日本人看護師・ゆいと、ロシア将校・ソローキンの恋愛を中心に、歴史に翻弄された人々を描く感動作。脚本・監督・編集はロシアでロシア人俳優を起用した長編SF映画『レミニセンティア』で数々の映画賞を獲得した井上雅貴。キャストは、現代のTVディレクター高宮桜子と明治時代の看護師武田ゆいの二役を演じる阿部純子、捕虜収容所の河野所長役を演じるイッセー尾形、ソローキン役のロデオン・ガリュチェンコ、他に山本陽子、アレクサンドル・ドモガロフ、六平直政、海老瀬はな、斎藤工らが共演。製作:『ソローキンの見た桜』製作委員会(平成プロジェクト、博報堂、南海放送、読売新聞社、アミューズ、BCM、BS日テレ/サナス他)。撮影は昨年春四国・松山、夏にロシアで行った。登壇者のコメントは次のとおり。

阿部純子 『ソローキンの見た桜』というタイトルどおり、春を待ついまの季節にピッタリな映画が出来上がりました。

イッセー尾形 自由な捕虜収容所ならではの阿部さん(演じる看護師)とソローキンの恋愛とその行方、日本とロシアの架け橋となるような映画をぜひ楽しんでいってもらいたいです。

井上雅貴監督 日ロ交流年にこの映画が完成しました。この映画を見て日本人とロシア人の昔あった史実を理解していただいて、この映画を楽しんでいただければと思います。

井上イリーナプロデューサー この映画に出演して素晴らしい演技を見せてくださった役者たち、この映画のために全力を尽くしたスタッフたち、この映画を応援してくださっている方たちに心から深く感謝します。

斎藤工(ビデオメッセージ) この一編の作品が、日本とロシアの間を紡いでいくことを信じています。皆さんの目に、心にしっかりとこの作品が届きますことを願っています。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。