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松竹「#リモート映画祭」開催、作品を募集

【FREE】松竹「#リモート映画祭」開催、作品を募集

2020年05月13日
 松竹は、緊急事態宣言が発出されたステイホーム期間中も、映画を楽しんでもらうべく、「#リモート映画祭」を開催する。#keeponmovieをメッセージに、映画館に行けない期間も映画を続けていく、新しい映画の楽しみ方として、多くの参加を募っている。

 プロアマ問わず、広く一般から、自宅でリモート制作した短編映画をSNSで公募。7月31日まで受け付けている。

 参加方法は、1.自宅で短編映画をリモート制作し、タイトルを決める。2.制作した作品を自分のユーチューブやツイッター等、一般的に鑑賞可能な方法でアップロード。3.ツイッターにハッシュタグ「#リモート映画祭 #keeponmovie」を付けて、作品そのものないしは鑑賞可能なリンクを、タイトルとともに投稿。4.「#リモート映画祭」の公式ツイッターにダイレクトメッセージで参加意思を連絡。5.同映画祭のスタッフが作品を鑑賞し、参加の確定を返信。参加作品は公式ツイッターや公式HPで共有。※参加作品規定を満たさない場合は、審査対象とならない旨を同映画祭スタッフが返信する。

 参加規約によれば、映像の長さは30秒から20分。ステイホーム中の人たちが観て楽しめる内容であること、ストーリー性があること、自宅で撮影していること等。複数の出演者が各々の自宅から出演することは可能だが、作品制作や撮影のために人が集合してはいけない。制作過程で国や地域の新型コロナウイルス感染拡大防止の妨げとなってはならない。なお、劇場公開やビデオ、有料配信等、販売を前提として制作された商業作品は受け付けない。

 審査員は石塚慶生(映画プロデューサー)、古森由夏(宣伝企画室・室長)、片岡佑輔(映像戦略室・室長)、堀端恵一(脚本開発室)、安永有紀子(デジタルマーケティング室)の各氏。ゲスト審査員も参加交渉中。グランプリには賞金30万円が付与される。副賞では、石塚プロデューサーとともに、次回作を共同開発する権利や、松竹配給作品の宣伝動画を共同開発する権利が与えられる。なお、共同開発は製作の確約を意味せず、また義務を課すものではない。審査は公式HPで2020年中に発表。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。