閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

ファスト映画関する調査、日本トレンドリサーチ

【FREE】ファスト映画関する調査、日本トレンドリサーチ

2021年07月03日
 日本トレンドリサーチ(運営会社:NEXER)は、「WEB上の動画」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内で公開。全国の男女2千人を対象に、6月28日~7月1日に行った。

 アンケートの趣旨は「違法動画」について。映画の劇中画像などを使用して編集し、結末までを10分程度にまとめた違法動画「ファスト映画」に関しては、ユーチューブに投稿していた投稿者3人が逮捕されている。今のところ、違法動画をダウンロードせずに視聴するのみの場合は、罪に問われないが、ファスト映画やそれ以外の違法にアップロードされた動画を、 “違法なもの” と認識したうえで視聴したことがある人はどの割合いるのか。

 質問1「ファスト映画を視聴したことがありますか」(n=2千)には、9・3%の人が「ある」と回答。「ない」の回答者は90・7%。

 質問2「ファスト映画を違法動画と認識したうえで視聴しましたか」(n=186)には、「認識したうえで視聴した」が15・6%、「認識せず視聴した」が84・4%。

 質問3「違法動画を違法と認識したうえで視聴したことがありますか」(n=2千)には、「ある」と回答した人が8・2%、「ない」と回答した人は91・8%。

 質問4「違法動画だと認識しながらも視聴した理由を教えてください」には、様々な理由があがった。例えば、「いけないことだと分かっていても観れるなら観たい」(10代・男性)、「視聴のみなら法に触れないから。法に触れずにただで観れるのなら素直に観るでしょう」(50代・男性)、「ブルーレイを買うかを検討するために少し観ようと思った」(20代・女性)、「観たい動画があったのですが、公式でのアップロードが無く違法の物でしか観る事が出来なかったため」(50代・男性)、「観たかったものがユーチューブでアップロードされていてそれを観た。ダウンロードしていないからいいかと思った」(50代・女性)、「違法と知りながら、ついつい観たい欲求に駆られてしまった」(40代・男性)。

https://trend-research.jp/8733/
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。