東映『孤狼2』プレミア開催、松坂桃李ら登場

松坂桃李（中央）らが「コロフェス」に登場

　東映配給『孤狼の血 ＬＥＶＥＬ２』の完成披露プレミア「孤狼祭‐コロフェス‐」が20日都内で行われ、出演の松坂桃李、鈴木亮平、村上虹郎、西野七瀬、早乙女太一、斎藤工、滝藤賢一、中村獅童、吉田鋼太郎、ＭＣとしてケンドーコバヤシが登場。この模様は全国２９６館で生中継された。

　主人公・日岡を演じた松坂は、「作品の中では前作から３年の月日が経った設定なのですが、現実世界も３年の月日が経っていたんです。前作の最後に役所さんに頂いたジッポライターをお守りのように持ち続け、続編に全部ぶつけようと心にずっと秘めていました」と役に対する熱い想いを語った。宿敵・上林を演じた鈴木は「日岡を追い詰めていく、完全に攻めの演技でした。ある意味悪役の醍醐味ですね。ここまで攻めだけの役も今までなかった」とコメント。共演した中村が「怖くて足がすくんでました」と笑いを誘うなど、鈴木の迫力ある演技には誰もが圧倒されたようだった。

　イベント後半には白石和彌監督と原作者の柚月裕子も登場。柚月は「前作は放心状態。今作は見終わったあとに、こぶしを握って叫びたくなるような気持ちになった。体を駆け巡っていく熱量が本当にすごかった」と話した。見どころについて聞かれた白石監督は「熱量を画面に全部詰め込んでいる。これだけの俳優の熱量、映画人の技術のスーパーエンターテインメントだと思っています」とアピールした。８月20日（金）公開。