Amazonのプライム・ビデオで17日から独占配信開始された連続ドラマ「No Activity/本日も異状なし」のドライブインシアター形式の配信記念プレミアイベントが同日、明治神宮外苑軟式球場で行われた。
当日は、主演の豊川悦司、中村倫也をはじめ、共演の木村佳乃、岸谷五朗、岡山天音、岸井ゆきの、監督の英勉、脚本のじろう(シソンヌ)の豪華メンバーが登壇した。
同作は、出世を諦めた万年ヒラ刑事と、人たらしな新米刑事のバディが、麻薬捜査の張り込み中に巻き起こす、ありえないような騒動を描く作品。豊川は「俳優陣も監督も脚本も撮影環境も全てが素晴らしい中で、こんなにもくだらないことを思いっきり出来て、本当に楽しかったです」と語り、中村は「脚本を読んだ時からニヤニヤが止まらなかったけど、実際に演じてみると豊川さんが演じる(主人公の)時田さんは予想を遥かに上回るチャーミングさでした」と共演を振り返った。
英監督は「こんなに何もしなかった仕事は珍しいくらい、キャストの皆さんに好きなように演じてもらったんですが、ここまで面白くなっちゃいました」と明かし、じろうは「皆さんが街中で見かけるような変な人たちを集めました。僕は欠落している部分が人間の魅力だと思っているので、何かが欠けている人たちが集まって補い合いながら一生懸命になる姿が愛らしいなと思いながら書きました」と、クセの強いキャラクターたちの誕生秘話を語った。