東映=SPE配給『ヘルドッグス』の公開御礼舞台挨拶イベントが22日、丸の内TOEIで開催され、原田眞人監督、出演の岡田准一、坂口健太郎が登壇した。
公開初日から1週間が経ち、3人のもとには続々と鑑賞した人から感想が寄せられている様子。岡田が「いつも以上に感想を頂く。それほどクセの強い映画になっているのかな。業界の人が見に行くと言ってくださる」と話すと、坂口も「感想をくれる方のエネルギーがすごい」と語り、原田監督は「(自分の)作ってきた映画の中で1番反応がいい。最高傑作と言う人が多い」と、周囲からの熱い反響に驚いた表情を見せた。
会場にも熱心なファンが詰めかけ、客席から質問を受ける時間も設けられた。怒涛のラストシーンについて触れた質問には、原田監督が「たぶん『ゴッドファーザー』の影響。最後、色々な局面で殺しが展開していく。それがずっと心に残っていた」と、かの名作を意識したクライマックスであることを明かした。