閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

東映『レジェバタ』Jプレ、木村〝思い入れ深い〟

【FREE】東映『レジェバタ』Jプレ、木村〝思い入れ深い〟

2023年01月14日
『レジェンド&バタフライ』ジャパンプレミア開催 『レジェンド&バタフライ』ジャパンプレミア開催

 東映配給『レジェンド&バタフライ』のジャパンプレミアが12日夜、有明の東京ガーデンシアターで開催され、大友啓史監督、出演の木村拓哉、綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真、伊藤英明、中谷美紀が登壇した。

 東映創立70周年記念を冠し、総製作費20億円を投じて織田信長と濃姫が生きた激動の時代を描く超大作。ジャパンプレミアは2300人のファンが見守る中で行われ、会場中央に敷かれたレッドカーペットの左右両サイドから木村と綾瀬が颯爽と登場。歩み寄った2人が客席の目の前でしばしにらみ合い、その後腕を組みながら舞台に上がるドラマチックな演出で幕を開けた。木村は「去年の今頃アップした作品。ついに皆さんに受け取って頂く機会を用意して頂き感謝している。個人的にも思い入れの深い作品になった。皆さんにも頭から最後のその瞬間までじっくり味わって頂きたい。時代劇だが、今の皆さんにも共通する普遍的なものが描かれている」と万感の思いを込めながら挨拶。濃姫を演じた綾瀬は、「濃姫は女性でありながら男勝りで、武道や芸事、茶道など何にでも長けているとても聡明な女性。木村さん演じる織田信長様に負けないぐらいの強いパワーで立ち向かわなければいけないと思って臨んだ」と今作に懸ける強い思いを語った。

 また、大友監督は「自信作、はっきり言って。スタッフとキャスト7人が代表して(ここで)挨拶しているが、とんでもない数のスタッフが魂を込めて丁寧に仕事をしてくれた。大画面で浴びるように音と映像を堪能してほしい」とコメント。作品でこだわったポイントについては「ほぼ全てをこだわったが、まとめて言えば『皆さんを戦国時代にお連れしたい』。こうやって大画面で観てもらうのは特別なことで、隅々まで隙のないように作らなきゃいけない。当然、戦国を生きる俳優たちにはその気分で演じてもらわなきゃいけないし、スタッフである我々も、戦国を生きた人物たちが過ごした空間を作り上げ、彼らと同じ視点や価値観を共有しないと、見つからないものはいっぱいある」と、当時の世界観の再現を徹底したことをアピール。さらに、「眼福(がんぷく)。音も含めて大画面で観る幸せですね。その場で臨場感を感じて頂けるスペシャルな作品にしたいという想いで作っている」と、映画館の大スクリーンで観るべき映画に仕上がったという自負を覗かせた。

 映画の公開は1月27日(金)。脚本は古沢良太、音楽は佐藤直紀、製作は『THE LEGEND & BUTTERFLY』製作委員会、製作プロダクションは東映京都撮影所。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。