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シネブリッジ調査、映画館行くZ世代のSNS利用率

【FREE】シネブリッジ調査、映画館行くZ世代のSNS利用率

2023年01月18日
 シネブリッジは、「映画館に行くZ世代(15~24歳)」のライフスタイルや社会活動意識の調査を実施。その第4弾結果を16日発表した(第1~3弾は12月7、17、23日付既報)。調査期間は22年10月4~19日。対象は全国15~24歳の男女。回収サンプル数は1200(映画館利用者800、非映画館利用者400)。調査委託会社は株式会社テスティー。

 Z世代の映画館利用者(※ここ1年間で1回以上)と、Z世代の非映画館利用者に、現在利用しているSNSについて聞いたところ、映画館利用者の方がSNSの利用率が高いことがわかった。

▽LINE=映画館利用者の利用率94・9%/非映画館利用者の利用率92・3%、▽ユーチューブ=82・1%/82・8%、▽インスタグラム=74・8%/59・8%、▽ツイッター=72・6%/70・5%、▽ティックトック=46・9%/33・0%、▽フェイスブック=9・1%/7・5%。

 特にインスタグラムとティックトックは、10ポイント以上の差がつく結果となった。

 次に「あなたは普段、SNSをどのように利用していますか」という問いに対して、映画館利用者の方が、自ら情報発信する傾向にあることがわかった。「自分から情報を発信する」「どちらかというと自分から情報を発信する」と回答した人の年齢・性別の割合は次の通り。

▽10代男性=映画館利用者31・5%/非映画館利用者17・0%、▽10代女性=30・0%/13・0%、▽20代男性=30・0%/13・0%、▽20代女性=31・0%/16・0%

 以上の結果から同社は、「拡散力に優れた『映画館へ行くZ世代』に向けて、シネアドを展開することは他のメディアに比べて優位性が高いことがわかりました」とコメントしている。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。