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東映配給『翔んで埼玉~』JプレミアにGACKTら登壇

【FREE】東映配給『翔んで埼玉~』JプレミアにGACKTら登壇

2023年10月26日
『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』ジャパンプレミア開催 『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』ジャパンプレミア開催

 東映配給『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』(11月23日公開)のジャパンプレミアが24日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された。上映前には六本木ヒルズアリーナでレッドカーペットイベントが行われ、武内英樹監督、出演のGACKT、二階堂ふみ、杏、片岡愛之助、藤原紀香、川﨑麻世、加藤諒、益若つばさ、和久井映見、アキラ100%、朝日奈央の豪華メンバーが登場した。

 主演のGACKTは「最後の最後までこの映画の制作に反対していました」と切り出して会場の笑いを誘い、「ところが、この豪華なキャストのリストを見せられて、スタッフから『もう逃げられませんよ』と。最後の出演依頼を突き付けられてですね…」と続編オファーを回顧。「どんな作品になるか心配でしたが、監督の指示の元、監督を信じるしかない現場の中で最後までやらせていただきました」と話し、「こんな時代に必要な作品になったと思います。くだらないと笑っていただけたら最高の誉め言葉になります。楽しんで行ってください」と呼びかけた。また二階堂も「前作は皆様に応援とご好評を頂いて、パートⅡは何倍も何倍も羽振りの良い作品になりました」とアピールした。

 イベント中盤では同作が第7回ウィーン・ジャパニュアル映画祭で観客賞を受賞したことが報告された。同映画祭では30作品が上映され、各作品を観た客が5段階で作品を評価。その結果、『翔んで埼玉~』は91・2%が「良かった/とても良かった」と評価し、見事1位を獲得。2019年の前作での受賞から二連覇を果たした。フェスティバルマネージャー兼プログラムディレクターであるゲオルク・シュナイダー氏からは「(前作の)『翔んで埼玉』は、その風変わりな魅力とユーモアでウィーンの観客を魅了しました。続編が切望された中『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』のウィーンワールドプレミアが大成功し、その結果としてNo・1観客賞を受賞した事を大変嬉しく思います」とコメントが寄せられ、武内監督は「なんで分かるんですかね?埼玉のことが」と苦笑しつつも「世界中どんなところにも埼玉的なポジションがあるということで。(前作では)シカゴ、モントリオール、ウィーン、フランクフルトなど色んな所で映画賞を頂けて世界中に埼玉があるんだなと実感しました」と改めて喜びをあらわにし、今作にも期待を寄せた。イベント後半には、キャストたちがステージから降壇しレッドカーペットを歩きながら報道陣の取材に応じたあと、集まったファンたちと1時間以上にわたる交流を楽しんだ。

 さらに、TOHOシネマズ六本木ヒルズに会場を移して行われた舞台挨拶では、二階堂が「やっと見て頂けるんだなと嬉しい気持ちもありますが、怒られないかなと不安もあります。とても面白い作品になっているので今日は楽しんでいただければ嬉しいです」と語り、GACKTは「無駄にスケールアップしており、無駄に金がかかっております。そして多くの名のある役者の方々を無駄に使っております」と会場の笑いを誘い、「くだらないけど面白いじゃんと思ってくれれば嬉しいです。ただ、あまり期待はせず、関西の方は大きな心で…。色々いじっておりますがすべて愛あってのことです」と改めて深く感謝を伝え作品を念押しした。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。