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HPS『ある閉ざされた雪の山荘で』Jプミレア開催

【FREE】HPS『ある閉ざされた雪の山荘で』Jプミレア開催

2023年11月23日
『ある閉ざされた雪の山荘で』ジャパンプレミア開催 『ある閉ざされた雪の山荘で』ジャパンプレミア開催

 ハピネットファントム・スタジオ製作幹事・配給『ある閉ざされた雪の山荘で』のジャパンプレミアイベントが21日に有楽町朝日ホールで開催され、飯塚健監督、出演の重岡大毅、間宮祥太朗、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵が登壇した。

 同作は、東野圭吾が1992年に発表した同名小説を実写映画化したサスペンス・エンターテインメント。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定で、書籍発売当時大きな話題となった。

 重岡は、最終オーディションの中で唯一、異なる劇団からの参加者である久我役を演じた。「僕は普段WEST.で活動していてある種特殊なフィールドにいる中で、役者の皆さんの中に飛び込んでいるので、その異物感は、台本を読んで指に引っかかるような感覚があった」と手応え十分の様子。また、複雑な構成のため映像化が難しいといわれた原作に挑んだ飯塚監督は「俳優が俳優を演じるのは心に負担をかける作業だったはず。撮影中も一つ一つ疑問点を潰すために現場を止めてまでみんなで話し合いながら丁寧に作り上げた映画」と胸を張り、重岡は「1時間くらい現場で話し合ったこともあって、それは凄くいい時間だった。この作品はトリックが凄くて最高のトリックを最高の形で届けたかったから」と力説。最後には「東野圭吾さん原作という、この間違いない作品を全員で情熱を込めて作った。きっと皆さんにも喜んでいただけるのではないかと思うので、心を開放して思い切り楽しんでほしい」とアピールした。2024年1月12日(金)公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。