歌手・藤井香愛が17日、埼玉・スペースセブン川越で新曲「重たい愛でごめん」(5月13日発売、徳間ジャパンコミュニケーションズ)のリリース記念ライブを開催。新曲やカバー曲など全18曲を披露した。
この日のライブでは、普段あまり歌う機会のない“男歌”にも挑戦。河島英五の名曲「酒と泪と男と女」ではステージに腰掛け、観客のすぐそばで歌い上げるなど、距離感の近い演出で観客を魅了した。また2018年発売のデビュー曲「東京ルージュ」では客席から「香愛コール」が飛び交い、定番曲「その気もないくせに」では手拍子が会場いっぱいに響いた。
さらに「第64回輝く!日本レコード大賞」で日本作曲家協会選奨を受賞した「一夜桃色」も“またあの舞台で歌いたい”という思いを込めて歌唱。ライブ中盤では、昨年亡くなった父への思いを胸に、ちあきなおみの「冬隣」を涙ながらに歌い、会場は感動に包まれた。
藤井は昨年3月末に前事務所を退所し、同10月から新事務所へ所属。新曲リリースは約1年7カ月ぶりで、「再出発に向けて熱い気持ちで作っていただきました。多くの皆さまに聴いていただけるよう精一杯頑張ります」と意気込みを語った。
アンコールでは前作「純情レボリューション」のカップリング曲「迷子の仔猫たち」を、タオルをまわしながら熱唱。終演後には「皆さまの応援がパワーの源」と感謝を述べた。
当日会場で販売されたCDは完売。特典会も盛況となり、再始動を強く印象づける公演となった。