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「雷桜」、岡田将生ら完成披露

【FREE】「雷桜」、岡田将生ら完成披露

2010年09月02日
 東宝配給「雷桜」(製作:『雷桜』製作委員会/制作プロダクション:IMJエンタテインメント)の完成披露プレミアイベントが8月31日、東京の六本木ヒルズアリーナで行われた。主演の岡田将生と蒼井優が、桜の花びらが舞う中を劇中で使用した馬に乗って、続いて共演の小出恵介と廣木隆一監督が歩いて登場。グリーンカーペットを進みステージに登壇した。

 本作は、時代小説というジャンルながら、多くの女性読者に支持されている宇江佐真理の同名ベストセラー小説(角川文庫刊)を映画化した至極のラブストーリー。愛する人と結ばれることが許されなかった時代、“身分の違い”という運命に翻弄された男女の命懸けの恋愛を描く日本版「ロミオとジュリエット」(133分)。

 将軍の血を引く宿命ゆえに、心に病を抱えてしまった男・斉道を岡田、山奥深くで育ち、本能のままに生きてきた自由奔放な女・雷(遊)を蒼井、斉道の家臣で、遊の兄を小出が演じた他、柄本明、時任三郎、宮崎美子、和田聰宏、須藤理彩、若葉竜也、忍成修吾、村上淳、高良健吾、柄本佑、大杉漣、ベンガル、池畑慎之介、坂東三津五郎(特別出演)が出演している。

 メガホンは「ヴァイブレータ」(03年)、「余命1ヶ月の花嫁」(09年)の廣木監督がとり、「余命~」に続き平野隆プロデューサーが再びタッグを組んだ。脚本は田中幸子/加藤正人。スーパーバイジングプロデューサーは久保田修。音楽は大橋好規で、主題歌は舞花の「心」(ユニバーサルJ)。撮影は今年3月2日にクランクインし、4月30日にアップ、8月10日に完成した。10月22日(金)より全国東宝系にて公開される。なお、イベント後にはTOHOシネマズ六本木ヒルズにて舞台挨拶も行われた。

▼廣木監督 やっと完成したのでホッとしています。凄くストレートなラブストーリーで、観ていて気持ちいいと思います。

▼岡田将生 優ちゃんが撮影中に落馬をしたり、大変な思いをしましたが、完成して嬉しい。廣木監督とは一度お仕事をしてみたいと思っていましたし、相手が蒼井さんと聞いて飛び付きました。とても幸せな現場でした。

▼蒼井優 19歳の頃からこの原作を知っていたので、役と自分の境界が微妙に共存するほど近すぎて、撮影している場合じゃない、不思議な経験をしました。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。