閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

HBC60周年「スープカレー」、札幌で会見

【FREE】HBC60周年「スープカレー」、札幌で会見

2012年04月05日
「スープカレー」会見、左より森崎、安田、戸次、大泉、音尾 「スープカレー」会見、左より森崎、安田、戸次、大泉、音尾

 今月からHBC・TBS他で放送が始まる北海道放送創立60周年記念作品連続ドラマ「スープカレー」(製作:北海道放送、ポニーキャニオン、TBSテレビ、TBSサービス、ネイチャーラボ、クリエイティブオフィスキュー、ROBOT、リンダパブリッシャーズ/制作プロダクション:ROBOT)が完成し、3日に札幌のホテルで会見が開かれた。

 当日は、チーフプロデューサーの泉雄貴氏(HBC)の挨拶、ダイジェスト版VTRの上映、主題歌「日曜日」を歌う3ピースバンド、back numberからのビデオメッセージ紹介のあと、演出チーフの木村好克監督、出演のTEAM NACS(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)が登場しドラマについて語った。また会見後には、ロケに協力したスープカレー店、札幌「らっきょ」のスープカレーが記者らに振る舞われ、終始和やかに、かつ「スパイシー」にドラマの完成がアピールされた。

▼泉雄貴チーフプロデューサーの話 望まれる最高のキャストと制作陣で作り上げてきた連続ドラマ「スープカレー」が完成したことをご報告いたします。たくさん笑って、たくさん泣ける、自信を持ってお届けできる作品です。ぜひお楽しみください。

▼木村好克監督の話 総監修の本広克行さんから合格をもらい、やっと完成にこぎつけました。見どころはいくつもありますが、特に、TEAM NACSの「男の子っぽさ」、現実を肯定しながら前に進む40代の男たちの姿、「シャッフル」と言う映像手法を用いての構成、そして一杯のスープカレーに象徴される満足感と幸福を感じていただければと思っています。

▼森崎博之の話 第一話を見て、他のメンバーのドラマを初めて知りましたが、我ながらドラマを見ることは驚きやドキドキの連続です。皆さんも是非お楽しみください。

▼安田顕の話 撮影のときに、盛んに鳴いているセミの声を止めようと、スタッフは散々苦心しました(笑)。その内に今度は子ども神輿が通りかかったり…、そういう想定外の事態を乗り越えるたびに、現場に一体感が生まれていったような気がします。

▼戸次重幸の話 戸次編の設定は、25歳も年下の中学生に恋心を抱くという、僕にとっては少し非現実的な設定でしたが、そういうありえないようなことをあるように演じることが役者の醍醐味。体力的にとてもきついロケで、メンバーの中で唯一徹夜ロケを敢行しました(笑)

▼大泉洋の話 台本はもらったのですが、その内容はほとんどが「スープカレー」のレシピで、芝居はアドリブが多くて、ドラマを撮ったというよりは峯岸みなみ(AKB48)さんと「料理番組を作った」という感じでした(笑)

▼音尾琢真の話 私が演じたちょっと泣き虫の夫が、妻の役で共演いただいた中島ひろ子さんの包容力にも支えられて、家族を大切に思う姿は、見てくださる人の気持ちを優しく、あたたかく、幸せにすると思います。

画像:(C)2012「スープカレー」製作委員会

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。