閲覧中のページ:トップ > 文化通信バラエティ > 芸能エンタメニュース >

●本当の家族のあり方を問う注目ドラマ /日テレ4月スタート「アイシテル」会見

芸能エンタメニュース

最新記事

●本当の家族のあり方を問う注目ドラマ /日テレ4月スタート「アイシテル」会見

2009年04月03日
日本テレビ系水曜22時枠の4月新ドラマ「アイシテル~海容~」(15日スタート)の製作発表記者会見をが2日、日テレホールで行なわれた。

 同ドラマは、講談社「BE・LOVE」に掲載された漫画のドラマ化で、まだ小学生のわが子が殺人事件の加害者となったことから展開するストーリー。加害者家族と被害者家族の葛藤や苦しみなどを描きながら、家族のあり方や親と子の向き合い方を問いかける作品となる。

 会見で、主演の稲森いずみは、「(加害者の母親を演じるという)今まで経験したことのない役に挑んでいます。このドラマを通じて、母親、家族とは何なのかということを、皆さんと一緒に考えていければと思っています。母は強しという面も出せればと思っています」と抱負を語った。
 主人公の夫を演じる山本太郎は「(撮影現場では)毎日(気持ちが)すりへっています。昨晩もスタジオで4時間ほど夫婦でもめましたし」、また「仕事一筋で家族を省みない夫という役柄でして、完全に空気が読めていない、今それを言っちゃいかんやろ、という発言が多い役なので、台詞をいう時にすごく精神力が必要です」と苦労話を語った。
 被害者側の両親は、出産後初の連ドラ復帰となる板谷由夏と佐野史郎が演じる。板谷は「この原作を読んだ時、涙が止まらなかった。自分が出産を経験し子育てと向き合っていた中でも、この役ならばとお引き受けました」と、この役にかける意気込みを語った。その板谷は、1日の収録を終えると体重が1.5キロ減っていた、というほどの熱演を披露しているという。
 また佐野も板谷に対し「お子さんを産んだばかりで、よくこの役を引き受けられたと思いますし、その覚悟が伝わってきています」と賞賛。さらに佐野は「ここ数年はコミカルな父親役を演じることが多かったが、今回はシリアスな役柄です。(被害者家族側の収録現場の)我が家の方も大変で、涙の止まらない妻を見て、どうしていいものかと悩み、どうすることもできずセットにたたずんだりしています。ただならない空気が流れている収録現場ですが、嘘のないようにと心掛けて演じています」と心持ちを語った。
 物語の展開上、重苦しい雰囲気となることが多い撮影現場のようだが、子役の佐藤詩音くんの愛らしさが場を和ませているという。会見でも詩音くんはその魅力を振りまいていた。子役の佐藤詩音くんは、安田成美が車の中で子供と一緒にしりとりの歌を歌っているトヨタ「シエンタ」CMにも出演していた人気子役。

 画像・上は稲森いずみ、画像・中は、後列左より山本太郎、稲森いずみ、板谷由夏、佐野史郎、前列左より嘉数一星(かかず・いっせい)、川島海荷(かわしま・うみか)、佐藤詩音。 画像・下は前列右が佐藤詩音くん
 (09.04.03)
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。


過去のタイトル一覧

2024年

2月│ 3月│ 4月

2023年

1月│ 2月│ 3月│ 4月│ 9月│ 10月

2022年

2月│ 3月│ 4月│ 6月│ 7月│ 8月│ 9月

2021年

2月│ 3月│ 4月│ 5月│ 7月│ 9月│ 11月│ 12月

2020年

1月│ 2月│ 3月│ 9月│ 10月│ 11月│ 12月

2019年

1月│ 2月│ 3月│ 4月│ 5月│ 6月│ 7月│ 9月│ 10月│ 11月│ 12月

2018年

3月│ 4月│ 5月│ 6月│ 7月│ 8月│ 9月│ 10月│ 11月│ 12月

2017年

2月│ 6月│ 7月│ 8月│ 9月

2016年

9月│ 12月

2015年

1月│ 2月│ 3月│ 4月│ 9月│ 10月│ 11月

2014年

1月│ 2月│ 3月│ 4月│ 5月│ 6月│ 7月│ 8月│ 9月│ 10月│ 11月│ 12月

2013年

1月│ 2月│ 3月│ 4月│ 5月│ 6月│ 7月│ 8月│ 9月│ 10月│ 11月│ 12月

2012年

1月│ 2月│ 3月│ 4月│ 5月│ 6月│ 7月│ 8月│ 9月│ 10月│ 11月│ 12月

2011年

1月│ 2月│ 3月│ 4月│ 5月│ 6月│ 7月│ 8月│ 9月│ 10月│ 11月│ 12月

2010年

1月│ 2月│ 3月│ 4月│ 5月│ 6月│ 7月│ 8月│ 9月│ 10月│ 11月│ 12月

2009年

1月│ 2月│ 3月│ 4月│ 9月│ 10月│ 11月│ 12月