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東宝「ハゲタカ」、劇中さながらに鷲津万札が舞う!

THE 初日舞台挨拶!

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東宝「ハゲタカ」、劇中さながらに鷲津万札が舞う!

2009年06月06日
東宝配給「ハゲタカ」の初日舞台挨拶が6月6日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、大友啓史監督、出演の大森南朋、玉山鉄二、栗山千明、高良健吾、遠藤憲一、そして柴田恭兵が登壇した。

 初日一回目を鑑賞した観客の前に登壇者が順番に姿を現すと、年齢層が高めの客層のためか、若干普通より低めの歓声が上った。まず、大森が「初日がやっと来た。ようやく宣伝活動から解放される(笑)。皆さん2時間14分(上映時間)お疲れ様でしたという思いです。ありがとうございます」とし、玉山も「男くさい映画に今日は女性が多く来場してますね」と絶妙のコンビネーションでつかみの挨拶をした。

 ベテランの遠藤も「昔は悪役ばかりやっていたので、よく劇中殺されていたけど、この作品では殺されもせず、柴田さんに逮捕もされないで、両親にも喜んでもらえる役だったので良かった」と自虐ネタで場内を盛り上げると、柴田は「(遠藤演じる)社長が社長なので・・・気合を入れて演じた。皆さんの期待に沿えたかどうか・・・沿えなかったらそれは劇場の方角のせいなので、新宿や渋谷の劇場でもう一度見直して欲しい(笑)。まあ、期待に沿える作品になっていると思う」とアピールした。

 そして、大友監督は「TVドラマに引き続き、映画という形でお披露目出来て、この作品を誇りに思っている。ご期待に沿えて、続編とか次に続くものになっていければと思っている」と、早くも続編への意欲を見せた。

 また、この日の舞台挨拶は作品の内容に因んで、株主総会風に客席より質問を募り、一般客からの質疑応答を行うという面白い演出もあり、記者も顔負けの鋭い質問が一般客から飛んで、登壇者たちがたじろぐ場面も合った。
 さらに最後のフォトセッションは、客席中央の中通路にて客席をバックに行われ、登壇者が、主人公の鷲津政彦をあしらった「鷲津万札」看板を持ち、上手下手両サイドからキャノン砲で、劇中さながらに鷲津万札が場内に舞った。
 
 


大森は、「『ROOKIES』には負けません!と言って来いとスタッフに言われました(笑)。ボクは意識してませんけどね」と締め括った。








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