昨年の「アニマックス 第5回全日本アニソングランプリ supported by ひかりTV」で優勝した鈴木このみ(15)が、4月25日発売のシングル「CHOIR JAIL(クワイア ジェイル)」でCDデビューすることが決まった。アニマックスで4月スタートするアニメ「黄昏乙女×アムネジア」の主題歌になる。
鈴木は、幼少期から舞台で歌とダンスの腕を磨き、昨年10月に弱冠14歳で「全日本アニソングランプリ」史上最多10223組の頂点に立った逸材。圧倒的な歌唱力に加え、テンポよくキレある踊りで審査員たちを驚愕させた。さらに厳しいレッスンを経て、満を持してプロの仲間入りだ。
大阪で生まれ育った“なにわ娘”。ほんわかした笑顔に関西弁でまわりを和ませる。一方で、人前でも物おじせず自分の気持ちをはっきりと話すなど、大人びた顔も持ち合わせる。
24日に都内でデビュー会見を行い、「とっても嬉しいです。これからたくさんの方と会えるのを楽しみにしています」と満面の笑み。「音楽はひとりひとりの心の中に残るもの。私も人の心に残るアーティストになりたい。目標? May'nさんです。見せてもらったライブが衝撃的で、あんな風になれたら」と夢を描いた。
デビュー曲「CHOIR JAIL」は、シンガーソングライターで「涼宮ハルヒの憂鬱」主題歌などの作詞家としても知られる畑亜貴がプロデュースしたもの。学校の怪談をモチーフにしたアニメ「黄昏乙女×アムネジア」の世界観が描写され、鈴木は「アニメにぴったり。(物語の)切なさと奥底にある希望を表現しました」とアピール。BS・CSのアニマックスで、4月16日より毎週月曜夜10時放送になる。