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サイト特別企画:「CEATEC JAPAN 2008」写真特集

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サイト特別企画:「CEATEC JAPAN 2008」写真特集

2008年10月06日
最新・最先端技術が集結!5日間で19万人が来場
 ドコモセパレートケータイ/auソーラーパネルケータイ
 シャープHD対応ネットサービス/KDDIエリアワンセグ等
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 最新・最先端技術が集結!5日間で19万人が来場
  ドコモセパレートケータイ/auソーラーパネルケータイ
  シャープHD対応ネットサービス/KDDIエリアワンセグ等


 
 最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN2008」が、9月30日より10月4日に幕張メッセで開催された。今回も注目の最新・最先端技術が各社から出展され、日本全国のみならず海外からの来場者も多数にのぼり、盛況のうちに幕を閉じた。
 今回、テレビメディアなどで紹介されていた部分では、実際に乗って自分で動かせるリニアモーターカーの展示(タイコ・エレクトロニクス)や、村田製作所の人気ロボットの新型として登場した一輪車に乗るロボット・ムラタセイコちゃん等が注目されたが、映像ビジネスの将来に影響する分野でもかなり数多くの新技術などが出展された。以下では、会場の模様を画像で紹介するとともに、注目の展示のいくつかを紹介する。

 ちなみに今年の「CEATEC JAPAN2008」は、開催テーマ「デジタルコンバージェンス、新たなるステージへ。」として、デジタルコンバージェンスによって創出される新たなるステージを、「人をつなぐ」「技術をつなぐ」「次世代へつなぐ」の3つをキーワードにそれぞれ情報発信された。出展者数は、804社/団体(うち海外27カ国/地域から289社/団体)で、合計小間数は3121小間。会期中の来場者数は、5日間合計で19万6630人。同展の主催は、CIAJ(情報通信ネットワーク産業協会)とJEITA(電子情報技術産業協会)とCSAJ(コンピュータソフトウェア協会)の3団体で構成するCEATEC JAPAN実施協議会。


▼携帯各社の新世代携帯・展示
 NTTドコモ=プロジェクター機能付携帯・セパレート携帯など
 KDDI=ソーラーパネル装備携帯、ワンセグエリア放送システムなど
▼シャープの更に進んだ高画質技術
 AQUOS関連のフルハイビジョン対応各種ネットサービス
▼NHK/JEITA「ガッテン!デジタル放送なっ得プラザ」
 

※以下の画像はクリックすると拡大します



 
●NTTドコモのケータイの未来像展示の一部


■プロジェクターケータイ
 携帯電話を音楽プレイヤーとして活用することもスタンダードになり、携帯型プレイヤーも音楽だけでなく映像も楽しめるようになっている今、もう一歩先に進んだ映像の楽しみ方を提案。携帯電話端末内に映像のプロジェクターを内蔵したのがこのモデル。
 ケータイの画面で楽しむだけでなく、様々な場所で、壁もしくはスクリーンに映像・画像等を映し出すことで大きな画面で楽しめる。1m先で約20インチのサイズを実現している。まだ参考展示だが、音声部分は本体からイヤホンへの出力のほか、外部機器に接続することで、本格的なAVシアターを持ち歩く時代へと進むことになる。
  


 ■セパレートケータイ
 通常の二つ折り形携帯電話の真ん中から分離できるようになった形で、ディスプレイ部とキー部およびそれらを補完する役目のホルダ部の3つのパーツに、それぞれいくつかの機能を持たせ、利用の幅を大きく拡大する可能性を持つ。
 例えば、キー部はディスプレイを活用したタッチパネル式のキーにすることも出来て、実際にハードボタン式のノーマルキー部も選択可能、さらに映像視聴やゲームを利用する際に適した、タッチパネル式もしくはハード形両方のゲームパッド型なども選べる。ディスプレイ部は、ノーマル型のほか、ゲームをする時やゆったりと映像視聴する際に向いたワイドディスプレイ型、さらに運動しながらの利用に適したリストバンド型などから選べる。そしてホルダ部は、通常使用時のノーマルな携帯型になるレザーホルダや、スタイリッシュなスチールホルダも利用できる(ホルダなしでも利用可能)。
 これらの組み合わせを多様に活用すると、例えば、電話しながらディスプレイ部を切り離して操作とか、かばんにキー部はしまったまま音楽プレイヤーとしてディスプレイのみ使用とか、ワンセグ視聴時などには、ディスプレイ部は机に置き、キー部を切り離して手元でリモコンのように操作なども可能となる。
 さらにキー部とディスプレイ部は、いくつかのパターンで接続も可能(画像参照)。
                      

   
※画像はクリックすると拡大します



 
●KDDI/auの新時代のケータイ像として



 ■ワンセグエリア放送システム
 既に、微弱電波を用いたワンセグエリア放送システムがあるが、ここでは、きちんと無線局免許を取得した上で、ある程度の範囲に向けて行うワンセグエリア放送システムが展示紹介された。
 ユーザーまでの最後の伝送路となる部分は免許取得による電波送信となる。今回は実験試験局として短期的に免許されていた。放送システムのこの他の部分も注目で、同システムはIPネットワークを用いて展開するものとなっており、実際に展開する地域にワンセグ送信機を用意すれば、全国どこでも展開できるようになる。既に小型・安価なワンセグ送信機自体も開発済み。実際の利用イメージは、空港・駅などでの利用(観光地案内ほか)、地下街での利用(地上からの電波遮蔽地でもIP網が届いていれば利用可能)、商店街での利用(クーポンほか)、博物館、美術館、観光地、等々幅広い用途が想定される。また、東京にあるセンターから複数地点にコンテンツ配信を行うことなども可能となり、さらにデータ放送作成部分までを含めサービスとして提供が可能。
   


■デザイナーズケータイとソーラーパネルを装着したケータイ2種
  

  
※画像はクリックすると拡大します



 
●シャープの更に進んだ高画質技術



 ■「AQUOS」で取り組んでいるフルHDハイビジョン画面テレビ対応の各種ネット情報サービス
 様々な連携が進む、デジタルテレビとネットサービスを融合の中で、SHARPでは
看板製品である「AQUOS」の高画質をより生かした、ネット情報サービスの提供に力を注いでいる。せっかくの大画面・フルHD対応の画面であるのだから、画質が悪いものを大きく表示するのではなく、クオリティーを高めて大画面でキレイに楽しめる技術開発に取り組んでいる。
 わかりやすくいうと、AQUOSで、高画質のコンテンツとして、新聞が読めたり、雑誌が読めたり、ネット上の動画が楽しめたりという部分の技術実証に取り組んでいる。


  新聞については、「テレビで見る日経新聞」(8月中に技術実証実験として公開済み。ブース内でその取り組みを展示)。
 雑誌については、雑誌の試し読みサービス「DoTVデジ×マガ」というサービスの高画質版の提供に取り組んでいる。「DoTVデジ×マガ」は、既にPC向けもしくは、フルHDハイビジョンではないがSD画質でコンテンツ・サービス提供を行っている、NTTコミュニケーションズの「DoTV(ドゥー・ティー・ビー)」で提供されているサービス。DoTVでは、各種サービスを既にテレビ向け、PC向けに提供しているが、そのサービス内容(映像クオリティー)は通常サイズの画面に表示することを目的としたものであるため、大画面のフルHD対応テレビで使うと、画質面が気になる状態となってしまう。そこで高画質化してサービス提供している。
 また動画サービスでは、ヤフー動画と協力して開発に取り組んでいる。

    
■高画質展示(コントラスト、NTSC比)
  
※画像はクリックすると拡大します


左から
「情報大航海プロジェクト」ブース / ライフコンテンツフロンティアのコーナー / マイクロソフトブース
   
※画像はクリックすると拡大します


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