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イマジカ・ロボットHD、映像ソフト事業が絶好調で大幅増益を計上

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イマジカ・ロボットHD、映像ソフト事業が絶好調で大幅増益を計上

2011年06月10日

 イマジカ・ロボット・ホールディングスは、このほどジャスダック市場に株式上場以来初めて「2011年3月期決算」を発表した。

 連結売上高は508億1700万円と微減収となったが、営業利益35億0100万円(187.7%)、経常利益34億6900万円(188.6%)、純利益14億1200万円(650.6%)と、ROBOTが出資・製作した「THE LAST MESSAGE 海猿」が大ヒットするなど映像ソフト事業が絶好調の事業を展開し、大幅増益を計上した。

 セグメント別概況は、同グループの中核事業である映像技術サービス事業が全体の39%にあたる204億2000万円の売上をあげた。(株)IMAGICAが中心で、映画の製作・配給が減少傾向にある中、VFX・CGI・3Dなどのポストプロダクション事業やDVD/Blu-ray Discなどを展開。映像ソフト事業は131億3900万円。中核企業は映画・CM製作会社の(株)ROBOT(代表:加太孝明)。同社は前期(2009年4月~10年3月)に発足以来初めて年間売上高100億円を突破、11年3月期もさらにその前期に記録した “大台” を超えた。当期、同社が制作および製作・出資した作品は「THE LAST MESSAGE 海猿」(興収80億4000万円/東宝配給)、「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」(73億1000万円/東宝)、「SP 野望篇」(36億3000万円/東宝)、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(40億5000万円/東宝)と、昨年公開された日本映画興行収入第2位(「~海猿」)、第3位(「踊る大捜査線~3」)をはじめとした大ヒット作品を輩出。2010年度日本映画総興行収入1182億円(年間配給本数408本)中、同社作品はその27%にあたる約200億円をあげており、同社制作作品のクオリティの高さ、興行価値の高さを実証した。12年3月期も「SP 革命篇」(30億円/東宝)、「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」(11年12月公開/松竹)、「friends もののけ島のナキ(3D)」(11年12月公開/東宝)、「ALWAYS三丁目の夕日 '64」(12年公開)、「ワイルド7」(12年新春公開/WB)……等々が決まっており、同社のこれまでの実績を背景に受注制作が拡大しており、同グループのまさに中核企業となっている。

(代表取締役社長:指田 洋)

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