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創立60周年を迎えた文化通信社の新たな事業

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創立60周年を迎えた文化通信社の新たな事業

2011年08月17日
 今年、文化通信社は創立60周年を迎えました。

 文化通信社は映画、放送、音楽の業界紙として業界発展のために使命を果たしてきました。そういった中、「何か新しいことが出来ないか」と探している中で、「新規事業」の部門を立ち上げ、新たな事業に取り組むことになりました。

 その60周年の記念事業として企画したのが、今夜(17日)から21日まで東京・銀座の数寄屋橋にある「銀座みゆき館劇場」で上演される舞台「江古田スケッチ」です。主演には女優の吉野紗香を起用、他に女優の他、CMでも活躍中の塩山みさこ、今年度「ミス・サイパン」に選ばれた湯川舞。さらには、80年代の後半、歌謡界をブームを巻き起こした女性デュオ、BaBeの二階堂ゆかりの長女・満月あいりなどが出演します。

 この「江古田スケッチ」は、78年に竹内緑郎と旅行カバンが歌ったフォーク・ソングでした。練馬区にある江古田を歌ったものですが、日本大学芸術学部、武蔵野音楽大学、武蔵大学の3大学が登場する同曲は、当時の学生の間では大きな評判になり、この地域の有線放送では1位にランクされるほどでした。現在は当然、廃盤扱いになっていますが、今や“幻の名曲”として歌い継がれています。

 今回の舞台は、この「江古田スケッチ」をモチーフにしています。江古田にある老舗のライブ喫茶「江古田マーキー」を舞台にストーリーは展開、70~80年代の流行や雰囲気を盛り込んだ舞台は、40~50代の人には懐かしいものになると思います。

 それにしても、何で朝倉薫演劇団とのコラボかというと、朝倉薫演劇団の主宰者である朝倉薫氏は、かつては声優のプロダクションを経営していて、アイドル声優の走りでもある桜井智を育てたことで知られていました。一方でグラビア系のアイドルやアイドル声優を多数、舞台に出演させるなど、舞台演劇に新風を巻き込んできました。

 その朝倉氏も、60歳を迎えましたが、まだまだチャレンジ精神は旺盛で「新しい舞台を作りたい」と意欲を見せています。朝倉氏も劇団を旗揚げして20年を迎え、ますます前向きに突き進む朝倉氏とともに、我が社も新しい文化と新風を、業界に巻き起こそうということになりました。

 当社では今回、舞台の他、海外でも人気のあるロック・グループ、ディルアングレイの写真集(ライブ・ドキュメント・フォトブック)も企画、プロデュース、9月5日に(株)TBSサービスから発売するなど、新しいジャンルに積極的に参画していきます。

 今後も、舞台から書籍、写真集の出版まで幅広く取り組んでいく予定なので宜しくお願い申し上げます。

(渡邉裕二)

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