ラーメンで日本を元気に! 麺ドルの「ラーメンJAPAN47」が始動! アリス矢沢透&氏神一番も強力バックアップ
2026年09月17日
ラーメンとアイドル。一見すると、ありそうでなかった組み合わせかもしれない。桜月真依、大山杏珠、桜木唯衣、藤田早希、美優の5人による麺ドルの「ラーメンJAPAN47」がデビューした。9月17日には「いとしのラーメン~君と夏と南の島~」のデジタル配信が開始された。タイトルだけを見れば、ちょっとユニークな企画物のようにも映る。だが、その一杯ならぬ"一曲"の向こうには、意外に大きな構想が広がっている――。
テーマの一つが、ラーメン業界における女性活躍の推進。そして全国47都道府県への展開だ。日本には現在、152種類もの「ご当地ラーメン」があるという。それぞれの土地で「ご当地ラーメン大使」として活動し、ラーメンを通して地域を応援するというのだから、目指すところは単なるアイドル活動ではない。
何より仕掛け人がすごい。日本ラーメンイベントプロデューサーの森本聡子さんは、年間約600杯のラーメンを24年間食べ続けてきたという。単純計算で1万4000杯以上。年間600杯なら、1日に1杯食べても全然追いつかない。
メンバーにも負けていない女性がいる。桜月真依は、岡山県出身ながら徳島ラーメンをこよなく愛し、年間200~300杯。今年5月からは実際にラーメン店の店長として働いているというから、もはや「ラーメン好きのアイドル」というレベルではない。
「ラーメン店の店長とアイドル活動を兼務していきたい。将来は自分のラーメン店を作りたい」
歌って踊ってラーメンをPRするだけではなく、自分で店を切り盛りし、いつかは自分の一杯を作る。そんな女性が「麺ドル」として活動するなら、ラーメン業界における女性活躍というテーマにも説得力が生まれてくる。
音楽界からの援軍もいる。
アリスのドラマーで、現在は飲食店を経営している矢沢透に、「ラーメンロック」などラーメンにまつわる楽曲を手掛け、ラーメンイベントにも協力してきた氏神一番。ベテラン勢が若い"麺ドル"たちをバックアップするというのも面白い。
考えてみれば、ラーメンほど地域性があって、世代を超えて話題にできる食べ物も珍しい。旅先で一杯を食べるために行列し、その店を目当てに街を訪れる人もいる。一杯のラーメンが、人を動かすことだってある。ならば、そこに音楽とアイドルが加わったら何が起きるのか。
47都道府県、152種類のご当地ラーメン、そして5人から始まる"麺ドル"たち。
「ラーメンで、つながる未来へ」。
少々大げさに聞こえるキャッチフレーズも、年間600杯を24年間食べてきた仕掛け人が言うのなら、妙に説得力がある。さて、この先どんな"味"に仕上がるのか。まずは一杯……いや、一曲、味わってみたい。
(渡邉裕二)