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「海猿3D」の完成度について

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「海猿3D」の完成度について

2010年10月08日
【代表取締役社長:指田洋】:毎週金曜日更新

 現在大ヒット上映中の東宝配給「THE LAST MESSAGE 海猿」(監督羽住英一郎/伊藤英明主演)の3D版の完成度について、「立体感がたりないのではないか」等々、賛否が渦巻いている。

 今回の「海猿」はもともと2Dで撮影した作品。ある大手映画会社に在籍する宣伝マンは、「2Dで撮影した作品を3Dにする場合、あらかじめ3Dで撮影した作品に比べて奥行きは同等に出せるが、飛び出す度合いが弱いと聞いている」と話していた。
「海猿」は大型台風が直撃する中、海上石油プラント基地に取り残されたスタッフの救出劇を描いた内容だが、今年の4月頃、「海猿」の制作を担当したROBOTの元代表、阿部秀司氏は「あの作品を3Dにしたらお客さんが酔ってしまうのではないか…」と話していて、映画鑑賞者の健康面に配慮して本格的な3Dにしなかったのではないか、といった見方さえ出ている。いずれにしろ、お客さんにとっては通常料金より3D上映は300円ないし400円高くなっているだけに、けして見過ごしに出来ない問題だ。

 真相ははたして如何に。

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