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TE、三浦和人「ラストワルツ」カバー披露

【FREE】TE、三浦和人「ラストワルツ」カバー披露

2022年12月06日
新井満さんの写真の前に立つ富澤一誠氏(左)、三浦和人(右) 新井満さんの写真の前に立つ富澤一誠氏(左)、三浦和人(右)

 シンガーソングライター、三浦和人が4日、東京・代々木上原のけやきホールで音楽評論家、富澤一誠氏が講師を務めるコガ・ミュージアム講座「富澤一誠のミュージック・ゼミナール~フォーク・JポップからAge Free Musicまで~第1回 新井満」にゲスト出演し、新井さんの楽曲「ラストワルツ」をカバーしたシングル「ラストワルツ‐最期に贈る言葉‐」(11月16日発売、テイチクエンタテインメント)を披露した。

 「ラストワルツ」はテノール歌手、秋川雅史の大ヒット曲「千の風になって」の訳詞などで知られ、2021年12月3日に亡くなった新井満さんが1989年に発表したアルバム「尋ね人の時間」の収録曲。新井さんが奥さんに向けて書いた、実話に基づく遺言のようなラブソングで、新井さんは自分が死んだときにこの曲をかけて欲しいと奥さんに託していたという。

 三浦が新井さんの楽曲をカバーするのは、19年のシングル「きのう きょう あす」(19年5月15日発売、同)に続き2作目。今作「ラストワルツ」について、三浦は「世の中、いろんなツールがあって言葉が溢れていますが、大切なことは大切だと、大人がはっきりと言う。そして、心を込めてその言葉を伝えるというのは、『音楽』ができる力だと思うので、それをしっかりやっていきたい」と決意を語り、企画プロデュースした富澤氏は「新井さんから預かった大切な歌。一人でもたくさんの方に聞いていただきたい」と話していた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。