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キング、インナージャーニー「その瓶を覗けば」発売

【FREE】キング、インナージャーニー「その瓶を覗けば」発売

2026年10月21日
EPの主人公レレの人形を手にするインナージャーニーの本多秀(左)とカモシタサラ EPの主人公レレの人形を手にするインナージャーニーの本多秀(左)とカモシタサラ

 やさしいロックバンド・インナージャーニーが、メジャー1stEP「その瓶を覗けば」(キングレコード)を10月21日に発売した。

 インナージャーニーは、作詞作曲を手がけるカモシタサラ(ボーカル、ギター)とアレンジを担当する本多秀(ギター)による2人組バンド。高校の同級生で、2019年、10代限定フェス「未確認フェスティバル」への出演を機に結成。21年に発表した楽曲「グッバイ来世でまた会おう」がユーチューブで100万回以上再生されるなど話題を呼び、映画やドラマへの楽曲提供を重ねてきた。26年5月20日にデジタルシングル「Toi toi toi!」で念願のメジャーデビュー。カモシタはメジャーデビューを機に「関わってくれる人がすごく増えた。曲をどうやってたくさんの人に届けるか、みんなで考えてくれるのが心強い」と話す。

 メジャー1stEP「その瓶を覗けば」には、全8曲を通して描かれる物語がある。その物語は、カモシタがディズニー&ピクサー映画『星つなぎのエリオ』を観て衝撃を受けたことから生まれた。

 EPの主人公は、遠い星で孤独を抱えて生きていた小さな生命体「レレ」。レレは、ある日流れ着いたメッセージボトルから聴こえてきた歌に導かれ地球へ旅立つ。そこでレレは、歌を通して人間の様々な感情に触れ、自らの存在と向き合い、やがて故郷に戻る。「このEPは、自分の居場所がどこにもないと感じている子に、歌の中に居場所を見つけて欲しいという思いで作りました。自分の居場所がない、愛されていないと思っていても、生きているだけで意味がある、誰かにとって絶対に意味があるということを伝えたかった。その思いをレレに託しました」。

 タイトル曲「その瓶を覗けば」の歌詞に「海曜日」という言葉が登場する。海王星は、月曜から日曜までの七曜に含まれない。そんな海王星を“規則や決まりごとから外れたもの”と捉えたカモシタが「海王星のための曜日、新しい場所を作れたら」という思いを込めて考え出した。

 今作を携え、11月から12月にかけて香川、福岡、東京、愛知、大阪の5カ所を巡るツアーを開催する。

 目標は日本武道館でのライブ。カモシタは「そのために全国の人にインナージャーニーの曲を知ってもらって、もっとファンを増やしたい」。本多は「今は縦ノリのバンドが強い気がするけど、我々は横ノリのまま武道館でライブができるアーティストになりたい」。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。