山下智久、Hulu超大型国際ドラマ出演決定! 全編海外ロケ・英語セリフ挑戦

　この夏、Ｈｕｌｕがかつてない国際プロジェクトに向けて動き始める。ヨーロッパ有数の製作会社ＴＨＥ ＭＥＤＩＡＰＲＯ ＳＴＵＤＩＯが主導する超大型国際ドラマ「ＴＨＥ ＨＥＡＤ」（全６話）の日欧共同製作へ参画する。さらに、山下智久がメインキャストの一人として出演することが決まった。

　エミー賞も受賞した世界的ヒットドラマ「ＨＯＭＥＬＡＮＤ／ホームランド」のエグゼクティブ・プロデューサーＲａｎ Ｔｅｌｌｅｍが製作総指揮を務め、世界規模での公開が決定している同作は、南極の科学研究基地を舞台にした〝極限サバイバルミステリー〟。２０２０年春（予定）に日本国内で「Ｈｕｌｕオリジナル」の連続ドラマとして配信するほか、ヨーロッパの主要放送局や、中南米、ＨＢＯ Ａｓｉａが網羅する23の国と地域での放送、そして各国の配信プラットフォームでの同時公開が続々と決定している。

　山下は初挑戦となる世界規模のドラマシリーズで、重要な役どころである研究員を熱演。全編海外ロケとなる大掛かりな同作の撮影は12週間かけて、スペインとアイスランドで行われる予定。全編英語のセリフに挑む。ドラマ「ペーパー・ハウス」のアルバロ・モルテ（スペイン）や映画「ふたりの女王　メアリーとエリザベス」のキャサリン・オドネリー（イギリス）、ドラマ「ＢＥＬＯＷ ＴＨＥ ＳＵＲＦＡＣＥ 深層の８日間」のアメリア・ホイ（アメリカ）ら、世界各国の実力派キャストとの共演を果たす。

　同作の製作総指揮を務めるＲａｎ Ｔｅｌｌｅｍは、世界４大陸58か所に拠点を持つＭｅｄｉａｐｒｏグループの国際制作プロダクションであるＴＨＥ ＭＥＤＩＡＰＲＯ ＳＴＵＤＩＯで、国際共同製作の統括として様々なプロジェクトをけん引。脚本を務めるのはÀｌｅｘ ＰａｓｔｏｒとＤａｖｉｄ Ｐａｓｔｏｒ。Ｐａｓｔｏｒ兄弟は映画「フェーズ６」（２０１０年日本公開）や映画「ラスト・デイズ」（２０１３年日本公開）の脚本・監督を担当、また映画「セルフレス／覚醒した記憶」（２０１６年日本公開）の脚本も手がけている。さらに監督は、映画「記憶探偵と鍵のかかった少女」（２０１４年日本公開）のメガホンも取ったＪｏｒｇｅ Ｄｏｒａｄｏ。共にスリラー作品で高い評価を得てきた気鋭の脚本家＆監督という、盤石のチーム編成で戦慄のエンターテインメントを生み出す。

　山下は「才能あふれるキャストとクルーが集まる現場で、英語や製作スタイルをしっかり学びつつ、僕が持っているものも共有させていただき、さらに経験を積み上げていきたいです」とコメント。Ｈｕｌｕの長澤一史チーフ コンテンツ オフィサーは「作品のスケール感をアップさせるために国をまたいで有力な放送局や配信プラットフォームが集まってドラマシリーズの国際共同制作を行うことは、海外とくにヨーロッパでは近年活発に行われるようになってきていますが、日本の会社がそこに参画することは過去にほとんど例がないようです。今回このような素晴らしい脚本と多国籍の優秀なスタッフが揃った作品に山下智久さんという願ってもないほどの役者さんとともに日本から加われることは、われわれＨｕｌｕチームにとって興奮を隠せないほどの喜びであり作品を日本のユーザーの皆様にお届けするのが本当に待ち切れない想いです」と期待を寄せている。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。