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「週刊ブンコム」Vol.246／邦洋配給13社、11年年間累計興収など～

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　┃週┃┃刊┃┃ブ┃┃ン┃┃コ┃┃ム┃　Vol.246　(2012.1.26発行）
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　～目次～

　(1)今週のピックアップ記事（映画版）
　(2)今週のピックアップ記事（放送版）
　(3)今週のピックアップ記事（音楽版）
　(4)文化通信.com更新状況
　(5)ブン記者の声

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┃(1)今週のピックアップ記事（映画版)　┃
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☆邦洋配給13社、11年年間累計興収（1/26付掲載）

　邦画、洋画の配給会社13社の12月興収と２０１１年１月～12月の累計興収
がまとまった。それによると、13社の12月累計興収が１４８億６８０５万７
３２８円。１～12月の累計興収は１７０３億９８８４万７４９８円だった。
１月～12月までの累計は、前年の同期間の81・５％。

　トップは、東宝の５９１億１１１０万５９３０円。２位は前年に続いてデ
ィズニーだったが、２００億円に一歩届かなかった。１００億円を超えたの
は６社。前年は７社だった。４位の東映は、前年比１２３％と、邦画３社の
なかでは唯一前年を超えた。


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┃(2)今週のピックアップ記事（放送版)　┃
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☆Ｊ－ＷＡＶＥ、車向け音楽配信サービス「特集」提供（1/26付掲載）

　Ｊ‐ＷＡＶＥは25日、自動車向け音楽ストリーミング配信サービス「ｍｕ
ｓｉｃ‐Ｃｈｅｆ（ミュージックシェフ）」に、同局による選曲特集の提供
を開始した。

　この特集では、同局の公式チャートに過去ランクインした人気楽曲の中か
ら、邦洋楽のヒットソングを厳選。「ミュージックシェフ」のトップページ
メニューから「Ｊ‐ＷＡＶＥ　81・３ＦＭ」特集を選択すると、車の走行状
況を元に楽曲をレコメンドして流す。
対応デバイスは、アンドロイドＯＳ搭載タブレット端末「レリビィ」と、同
ＯＳのスマートフォン。同サービスではこの他、文化放送「走れ！歌謡曲」、
ニッポン放送「オールナイトニッポン」という深夜ラジオ番組でヒットして
きた楽曲をレコメンドする特集がある。


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┃(3)今週のピックアップ記事（音楽版)　┃
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☆第２回Ｍソムリエ協会シンポジウム２・７（1/26付掲載）

　第２回ミュージックソムリエ協会シンポジウム「キュレーションの時代と
ミュージックソムリエの役割」が２月７日（火）東京・港区のスパイラルＢ
１Ｆ「ＣＡＹ」で行われる。出演は佐々木俊尚（ジャーナリスト）、常味裕
司（ウード奏者）、ピーター・バラカン。開場18時半、開演19時。前売２０
００円、当日２５００円。問い合わせ・申し込みは、ＮＰＯ法人ミュージッ
クソムリエ協会まで。電話：０３‐３４９９‐５６３５。
メール：webcontact@musicsommelier.jp。


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┃(4)文化通信.com更新状況（1/19～1/25）　┃
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【エンタメ教育の現場から】「PFFアワード」作品公募開始（1/25更新）
＞＞詳しくは、http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=1&id=1525

【芸能音楽デスクコラム】昨年の「紅白歌合戦」を再検証!!（1/25更新）
＞＞詳しくは、http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=2&id=1524

【大高宏雄の興行戦線異状なし】「ＡＬＷＡＹＳ」２Ｄ強しで～（1/24更新）
＞＞詳しくは、http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?id=1522&bc=2

【エンタメ・トピックス】(株)ＧｙａＯ川邊健太郎社長に聞く（1/23更新）
＞＞詳しくは、http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?id=1516 　

【社長コラム】ＣＪ＝東映「マイウェイ」安定した興行（1/20更新）
＞＞詳しくは、http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=2&id=1519 　

【文化通信.Pro】最新ＯＤＳレポートアップ（1/19更新）
＞＞詳しくは、http://pro.bunkatsushin.com/gaiyou.htm

【放送デスクコラム】民放連会長はこうして決まる（1/19更新）
＞＞詳しくは、http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?id=1518&bc=2

【エンタメ業界求人情報】ＡＣクリエイト、ファントムフィルムほか掲載中
＞＞詳しくは、http://www.bunkatsushin.com/recruit/

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┃(5)文化通信.com「週間人気記事ランキング」（1/16～1/22)　　┃
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第１位：「けいおん！」、44日間で興収15.1億円（映画・1/17付）

第２位：映画制作会社「ビーワイルド」存続危機か　（放送・1/14付）

第３位：１１０度認定２月、ＪＣＯＭパックが分岐点（放送・1/14付）

第４位：キネマ旬報、2011年ベスト・テン決定（映画・1/18付）

第５位：日本アカデミー賞「八日目の蝉」12部門（映画・1/17付）

第６位：FOXとソニーが注目作のフッテージ上映（映画・1/19付）

第７位：ＦＭヨコハマ、丹沢・大山への親局移転認可（放送・1/20付）

第８位：東宝「ロボジー」2億円超の好スタート（映画・1/17付）

第９位：ｒａｄｉｋｏ、１月下旬に６局が新たに参加（放送・12/6付）

第10位：東宝3作品の著作権侵害に損害賠償判決（映画・1/18付）

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┃(5)ブン記者の声　┃
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～米アカデミー賞ノミネートに震災ドキュメンタリー～

　「第84回アカデミー賞」のノミネートが24日、発表されました。ノミネー
ト数だけでみると、「ヒューゴの不思議な発明」(マーティン・スコセッシ
監督)が最多11部門、続いて「アーティスト」(ミシェル・アザナヴィシウス
監督)が10部門。一騎討ちの様相です。

　「J・エドガー」で念願の主演男優賞なるかといわれていたレオナルド・
ディカプリオは結局候補にすら挙がらず。つくづくオスカーに縁がないです
ね。とはいえ、かつて“無冠の映画監督”と呼ばれたマーティン・スコセッ
シも結果的にはオスカーをとり、今年も候補に挙がっているのわけで、ディ
カプリオにもいずれ評価されるときが来るのでしょう。

　驚きがありました。東日本大震災からの復興を描いた「津波そして桜」
（ルーシー・ウォーカー監督）が、短編ドキュメンタリー部門にノミネート
されたのです。このような作品が撮られていたこと自体にもインパクトはあ
りますが、なにより関心してしまうのは震災後初のアカデミー賞でノミネー
トにまでもってくるそのスピード感です。

　米アカデミー賞に先駆けて、日本アカデミー賞のノミネートが発表されま
したが、こちらには震災関連の話題は特別にありません。そもそも日本アカ
デミー賞はドキュメンタリーを選考対象外としているのですね。とはいえ、
「がんばっぺ　フラガール！」など特別表彰に値する作品はあったと思うの
ですが…。

　今年の日本映画界は、震災を受けて製作された劇映画が続々公開されます。
すでにヒット中の「ヒミズ」（園子温監督）はまさにそれ。こういった作品
が、来年ノミネートされるかどうか。しかし、来年では、もう遅いのかもし
れない。米アカデミー賞の速さの前に、そのようなことを感じます。

　米アカデミー賞授賞式は2月27日（日本時間）、日本アカデミー賞授賞式
は3月2日です。さて、結果はいかに。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞おわり＜

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