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『孤狼の血2』白石監督、音尾琢真が地元凱旋

【FREE】『孤狼の血2』白石監督、音尾琢真が地元凱旋

2021年08月04日
 東映配給『孤狼の血 LEVEL2』の公開に先がけ、北海道出身の白石和彌監督、俳優の音尾琢真の映画祭が札幌シネマフロンティアで2日から開催されている(~6日)。初日には2人の舞台挨拶が行われた。

 2人は同じ旭川西高校の先輩後輩で、音尾が過去9度も白石作品に出演している仲。先輩にあたる白石監督は「音尾さんの俳優としての魅力に惚れた部分もあったが、従順な可愛い後輩でもある。えこひいきというか、バーターというか…?」と笑顔で話すと、音尾は「先輩からのオファーが来たら、とにかくOKと言うこと。台本は読まない、コンセプトも知らない、とりあえずOKと言う」と忠誠を誓った。音尾の魅力について白石監督は「どんな役も、時にはコミカルに、時にはシリアスに、いろんな形にできるのが最大の魅力。最近はどんな難役を音尾くんにやってもらおうかなと考えるのが楽しくてしょうがない」と語った。

 最後に、8月20日(金)に公開を迎えるにあたり、白石監督は「去年のコロナ禍の中で撮影した作品ですが、見てくれた人みんな、見終わったあとに元気がもらえると言ってくださります。コロナとか、今の生きづらい世の中を吹き飛ばせるのは『孤狼の血 LEVEL2』、そんな力がある作品だと作った我々も本当に思っている作品ですので、ぜひ沢山の方に見て頂きたいです」とアピールした。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。