ディズニーは、一般財団法人あしなが育英会と協力し、実写版『リロ&スティッチ』の特別試写会を5月31日(土)に東京・港区の同社試写室で開催した。
ディズニーは、遺児や親が障がいをもつ子どもたちを教育や心のケアを通してサポートしている一般財団法人あしなが育英会に様々な支援を行っており、今回の試写会はその一環として実施。映画に登場する主人公リロと姉のナニが、劇中何度も口にする「オハナは家族」という印象的なセリフにちなみ、あしなが育英会が支援する小学生から大学生が、自分の“オハナ”だと思う人を1人誘って会場に集まった。オハナはハワイ語で「家族」を意味し、血のつながりだけではなく、家族のような絆で結ばれた大切な関係のことを表す。
計2回行われた試写会には、リロをイメージした衣装に身を包み大きなスティッチのぬいぐるみを抱えて参加した人や、飼っている愛犬を「オハナ」と名付けて可愛がっている家族、『リロ&スティッチ』の映画やアニメーションを好きなファンまで、約80人が集まった。上映が終了すると、子どもたちから「面白かったー!」と大きな声で感想が伝えられ、会場内は大きな拍手と笑顔に包まれた。映画の感想について、参加者からは、「色々な困難に立ち向かう姿を見て前向きな気持ちになれた」、「こどもたちにとって大変貴重な経験になったと思う」といった声が挙がった。
今回の試写会に際して、あしなが育英会の佐藤弘康氏は、「今日映画を観ながら私にとってのオハナは誰だろうと考えました。それはやはり家族だと思います。何を体験するかも重要ですが、誰と体験するかも大切です。皆さん自身のオハナと一緒に『リロ&スティッチ』を観た今日のこの時間は、きっとかけがえのない思い出になると思います」と話した。