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「太平洋の奇跡~」製作報告

【FREE】「太平洋の奇跡~」製作報告

2010年11月10日
 

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 東宝配給「太平洋の奇跡 ‐フォックスと呼ばれた男‐」(製作:日本テレビ放送網+バップ+東宝+D.N.ドリームパートナーズ+読売テレビ+電通+読売新聞/STV・MMT・SDT・CTV・HTV・FBS/制作プロダクション:シネバザール)の製作報告会見が9日午後、東京・赤坂のザ・リッツ・カールトン東京で行われた。

 本作は、太平洋戦争末期の玉砕の島・サイパンで、アメリカ軍から“フォックス”と呼ばれ畏れられた日本兵とその仲間たちの戦いを描いた感動大作。実話を基にした物語で、82年に刊行されたドン・ジョーンズ原作の米書籍を映画化した。日本人パートを平山秀幸監督、アメリカ人パートをチェリン・グラック監督がそれぞれメガホンをとるなど、日米両国からスタッフとキャストが集結。撮影はタイとサイパンで2ヶ月にわたり行われた。脚本は西岡琢也ほか。音楽は加古隆。ヴァイオリン演奏は宮本笑里が手掛けている。

 会見では、主演の竹野内豊と共演のショーン・マクゴーウァンががっちり握手を交わし、戦後65年を経た両国の絆の深さを確認。主人公の日本兵・大場栄役を演じた竹野内は、「圧倒的な劣勢の中、自決を選ばずに生き抜こうとした大場とその仲間たちの戦いを最後まで見届けて欲しい」と力強くアピールした。他に、共演の井上真央、山田孝之をはじめ、奥田誠治エグゼクティブプロデューサー、飯沼伸之プロデューサー、平山監督が出席した。(写真は、左より飯沼P、山田、ショーン、竹野内、井上、平山監督)
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。