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『銀座並木通り』、監督らクラブで製作発表

【FREE】『銀座並木通り』、監督らクラブで製作発表

2014年09月13日
左から、阿部祐二、倉科遼、姿月あさと、松方弘樹、江口ナオ、奥澤健二、和田秀樹監督 左から、阿部祐二、倉科遼、姿月あさと、松方弘樹、江口ナオ、奥澤健二、和田秀樹監督

 渋谷プロダクション配給『銀座並木通り クラブアンダルシア』(製作:『銀座並木通りクラブアンダルシア』製作委員会)が本日13日(土)からヒューマントラストシネマ有楽町他にて公開されるのに先駆けて、10日(水)に銀座の中心にあるクラブ、ニュー・パルテノンにて製作発表が行われた。

 主演の松方弘樹、共演の元宝塚トップスター・姿月あさと、グラビアで人気の江口ナオ、情報番組「スッキリ!!」のリポーター・阿部祐二、そして松方扮する高級クラブのオーナーのモデルである奥澤健二、原作者の倉科遼、監督の和田秀樹が出席。銀座の高級クラブのホステス約40人も大集合した。

 本作は、ネオン街モノとして、松岡昌宏(TOKIO)が主演したTBSドラマ「夜王」や、加藤ローサ主演のテレビ朝日ドラマ「女帝」、テレビ東京の深夜ドラマ「嬢王」シリーズなどのヒット作を世に送り続けている倉科遼原作の実写最新作。人間味溢れる大人のヒューマンドラマ。銀座でも数少ない男性支配人・奥澤を松方弘樹が演じた。

 監督は、精神科医や受験アドバイザーの顔を持ち、『受験のシンデレラ』や『「わたし」の人生(みち) 我が命のタンゴ』で、モナコ国際映画祭で受賞歴のある和田秀樹。脚本は倉科、佐上佳嗣、和田監督が手掛けた。音楽は三枝成彰。他に渡辺大、木村祐一、鶴田さやからが出演している。

和田秀樹 銀座を舞台にして娯楽映画を作りたいと思った。子供の頃、映画監督を志していた頃から、娯楽映画を作りたいと思っていたが、前の2作は受験や介護がテーマだったので、あまりそう思ってもらえなかった。伊丹十三さんみたいに、思いっきり情報が詰まっているのに、娯楽性も担保されている映画を作りたい。映画は情報だけでなく、娯楽性がどれだけ高いか、感情がどれだけ揺れるかが大事。劇場に来た時に、気持ちが一緒に共有できる映画ができたと思う。

松方弘樹 和気あいあいと撮影した。前評判もいいようなので、13日の封切、楽しみにしている。

倉科遼 銀座の女をずっと書いてきたので、今度は銀座の男を書こうと思った。男の目から見た銀座や銀座の女性という発想でこの作品を書いた。今まで自分の作品をたくさん映像化してもらったけれど、自分の作品で泣くということはなかった。けれど、今回はラストシーンで姿月さんの顔のアップのシーンがあるが、泣きました。銀座の皆さんにも感情移入して頂ける映画になったと思う。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。