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ソニックも回避…菊花賞のメンバー大丈夫? (vol.65)

平池記者の「競馬ときどき映画」

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ソニックも回避…菊花賞のメンバー大丈夫? (vol.65)

2013年09月12日

 もう今に始まったことではないですが、今年も菊花賞に出走するメンバーの手薄感が心配になってきました。

 ダービーを勝ったキズナは凱旋門賞に挑戦のため、現在渡仏中。皐月賞馬のロゴタイプは天皇賞秋に向かいます。

 この2強が菊花賞を回避したので、自然とダービー2着のエピファネイアが筆頭に上がってきます。同馬は菊花賞を目指すのでひと安心。

 ところが、その対抗馬と見られていたダービー3着のアポロソニックが、10日の調教後に左前腱炎を発症し、年内は休養することが発表されました。これは痛い。では、ダービー4着のペプチドアマゾンはというと、同馬も故障で休養中…。ダービーで4強の一角を担ったコディーノは天皇賞秋への挑戦を表明しています。

 う~ん、これはマズイ。昔の菊花賞は、京都新聞杯、神戸新聞杯、セントライト記念の3つのトライアルがあり、嵐山ステークスを経由してくる馬もいました。色々な前哨戦から集まってきたのですが、現在は、有力馬はほぼ神戸新聞杯とセントライト記念に集結するので、この2レースを見れば菊花賞のメンバーがだいたい把握できます。

 今週のセントライト記念のメンバーで、ダービーに出走していた馬はヒラボクディープ(13着)ただ1頭。来週の神戸新聞杯ではエピファネイアが登場しますが、ほかはアクションスター(14着)、タマモベストプレイ(8着)、テイエムイナズマ(6着)、ミヤジタイガ(18着)の計5頭のみ。

 夏の上がり馬として、ケイアイチョウサン、バンデ、ヒルノドンカルロ、ヤマイチパートナー、マジェスティハーツあたりには期待したいですが、さてさてトライアルでどこまで春の実績馬に食らいつくことができるのか。

 両トライアルで新たなスターが誕生し、菊花賞を少しでも盛り上げてくれることを期待したいです。


平池アイコン(サイト用).gif平池由典(ひらいけ・よしのり) 映画部記者 兼 サイト事業部所属
 映画・DVDの取材を担当しています。“宇宙人が攻めてくる系”映画が大好物。趣味は競馬と映画鑑賞。当コーナーでは、競馬と映画を中心に自由につぶやいていきますので、良かったらご覧ください。

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